俳句添削道場(投句と批評)

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行く春や教科書めくる指重い

作者 万年雑草  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

席が窓側なので、陽気と教師の温かい声を受け眠くなります。
のんびりと日々の体験を句にしていきたいと思っています。
忖度なくご指摘頂ければ嬉しいです。

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「行く春や教科書めくる指重い」の批評

回答者 なお

万年雑草さん、こんにちは。
五年ぶりとのこと、それなら私が想像していた方ではないですね。私は五年前にはまだ在籍していませんでしたから。
しかし御句を拝読すると、まだ学生さんのようですね?そんなお若い時から俳句をやっていてここに投句なさっていたのですか?
すごいですねー。すごすぎる。

さて御句拝読しました。
やはり下五の「指重い」はなんとかしたですね。いくら日々の体験を句にしていくと言っても、これでは日記になってしまいますからね。

・行く春や厚き教科書めくる指
・行く春や教科書めくる太き指

重い、はやめて、客観的に見えることだけにしておきました。
よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「行く春や教科書めくる指重い」の批評

回答者 独楽爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

さっそくですが、切れ字「や」の置く位置についてです。

「や」の効果の一つは場面の切り替えですが、御句のように全体の場面から具体的記述に変えるのがいいか、それともその逆、すなはち具体的記述をおいて全体の場面に切り替えるのがいいか。

私は後者を採用したいです。なぜなら、具体的記述の内容が結構実生活のひとこまのきりとりで注意を惹く内容だからです。

次ぎに「重し」についてですが、これを省略するとどうでしょう。重いという詠み手の感情は表に出さず読者に託す。

言い換えれば読者のための余白を残すという手法です。

引き算の文芸と言われる俳句では省略はとても大切な作業です。

"教科書をめくるその指春の果

がんばってください。

点数: 2

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「行く春や教科書めくる指重い」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

万年雑草様。
御句、春の気怠さのある句と感じました。
春の陽気、遠くなる先生の声、窓際の席、うとうとしそうな作者が見えます。
しかし、下五の指重いは、いただけません。
季語も、置いてけぼりを食らっていると感じました。

●ゆつくりと教科書めくる春の午後

🙏🙇‍♀️

点数: 2

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「行く春や教科書めくる指重い」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

万年雑草様 こんにちは
初めましてよろしくお願いいたします。
御句の内容であれば行く春という季語はあまり響かない感じがします。
行く春は映像がない時候の季語
中七下五も映像がありません。
季語を囀りやとしてみはどうでしょうか?
・囀りや教科書めくる指重し
囀りは教師の声と重なるような感じです。
重いは古文は重し形ク
上五をやで切っていますので古文で統一したいと思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 0

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添削対象の句『行く春や教科書めくる指重い』 作者: 万年雑草
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