俳句添削道場(投句と批評)

はやさんの添削得点の低い順の71ページ目

「肋木を下校チヤイムや秋時雨」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 肋木を下校チヤイムや秋時雨

母校と秋時雨、いいかんじですね。母校訪問で肋木にぶらさがるってどんな訪問…?ってそっちの方が気になる(笑)
この句はげばげばさんが母校を訪問したことを詠んでいるのか、子どもの頃に戻ったつもりで詠んでいるのか、どちらなのかなと思いました。
子どもの頃としてとらえると肋木と下校チャイムの関係が不自然な気がするのですが、放課後に体育館を開放している学校だったのでしょうか。授業終了のチャイムではないんですよね。鉄棒とか校庭にあるものの方が自然かなあ、と思いました。
ちなみになおじいさんのおっしゃる「あれ」は「雲梯(うんてい)」ですね。公園とかによくあります。大人になってからやると無茶苦茶キツイです(笑)

点数: 2

「秋日和夫の腕には三角巾」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 秋日和夫の腕には三角巾

あの…。「腕」は外せなくないですか?
私は「三角巾」といったら「調理実習で持ってこいと言われる頭にかぶるもの」が浮かぶのです…。なので「腕」がなかったら、「今日は夫が料理教室に行く日」みたいなかんじに読めてしまうのですが。
このまま「夫」を「つま」と読んで(ここで以前教えてもらいました)字余り解消、でいいのではと思いました。
「和夫」は気になるところですが(笑)
実はご主人の名前が本当に和夫さんで、さりげなく俳句に盛り込んでみた、とかだったりして…。それならすごい!

点数: 2

「柴犬の耳の垂れたり秋うらら」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 柴犬の耳の垂れたり秋うらら

はい!好きです!
柴犬の耳ってピンと立ってるイメージだったんですが、垂れてる様子を詠んだんですねー。「ヒコーキ耳」と呼ばれているんですね(ネット調べ)。「リラックスしているとき」と「敵意を示しているとき」の両方あるそうですが、「秋うらら」なので間違いなくリラックスですね。
「秋うらら」とっても合うと思うのですが、そうか近いのか。「夜なべ」とかはどうでしょう。マフラーとかこつこつ編んでいる横でごろりんしているワンちゃんのイメージ。
猫派のげばげばさんもワンちゃんを前にしたら犬派になっちゃうんですね(笑)

「ほっけ」の句の添削ありがとうございました。
提案句いいですね!吊るされてる魚を、よしよしと満足気に眺めているかんじですね。
ついつい俳句に人を登場させてしまいたくなるのですが、げばげばさんのように光景を詠むことでそこに人を感じさせられるようにできたらいいなあと思いました。

点数: 2

「欠席と伝へて戻る風邪の床」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 欠席と伝へて戻る風邪の床

おめでとうございます!
私も朝日新聞買いましたよー!
これぞなおじいさん、ってかんじの見事な句だなあと思いました。

そして今回の句ですが、電話して戻ってきた様子がちゃんと浮かびましたよ。
「伝へて戻る」心情としては安堵も罪悪感もどちらもありそうですが、それはひとまず置いておいてとにかく布団に戻る、そこがなんだかリアルだなあと感じました。

点数: 2

「包丁はどこにあるのか母の風邪」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 包丁はどこにあるのか母の風邪

皆様と解釈が違うのですが。
包丁なんて頻繁に使うものなのに、そのしまい場所を知らないなんてあるのかな…?
例えば「おろし器は」とかだったら、「うどん作ったから生姜でも添えてあげたいけど、どこにあるんだっけ」というリアリティがあると思うのですが。

そもそも包丁の場所すら知らないような子が料理をしようとするだろうか…と。そんな子が「包丁どこー?」なんてやってきたら、母としては全力で阻止します。頼むからやめてー‼

ということで、これは「子どもが母のためにがんばるいい話」ではなく、「包丁の場所すら知らないのに料理なんてできるんかーい!」という突っ込み待ちの句と解釈しました(笑)
考えすぎでしたらごめんなさい。

点数: 2

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