俳句添削道場(投句と批評)

はやさんの添削最新の投稿順の30ページ目

「教室の机の花びん秋澄めり」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 教室の机の花びん秋澄めり

教室の花瓶にも爽やかな秋を感じるなあ…の句かと思ったら違うのですね。コメントを読んでびっくりしました。
私には分かりませんでしたが、同じような経験のあるなおじいさんには初読で伝わったとのこと、伝わる人にはしっかり伝わる句なのかもしれません。
なおじいさんがご自身の経験から「悲しさとかなくて、あまり事態が飲み込めていなかった」と書かれていましたが、げばげばさんもそんなお気持ちだったのでしょうか。深い悲しみとか死を身近に感じた怖さとかとは違ったのかな、それが分かりやすい季語を避けた理由なのかなと思いました。

「秋日和…」の添削ありがとうございました。
皆様のコメント、とても勉強になります。コメント内容を私がうまく理解できていないときも、げばげばさんのコメントがヒントになったりして、いつも助けられております。ありがとうございます。
ほんと語順ってすごいなと思いました。
これからよろしくお願いいたします。

点数: 2

「若き日の父母の座す花野かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 若き日の父母の座す花野かな

ご両親の笑顔でいらっしゃることが感じられる、いい句だなあと思いました。
ただそういう写真を見ている句なんだろうなというかんじがします。「若き日の」が思い出感を出すので、そこにいらっしゃるようなリアルさがあるといいのかなと思いました。なおじいさんのコメントをもとに、
父母の声に振り向く花野かな
はいかがでしょう。読む人によって、「父母が子どもの自分に何か見せたいものがあって声をかけた」とも「もう会えないはずの父母の声が聞こえた」ともとらえられるのではないかと思いました。

「秋日和…」の添削ありがとうございました。
助詞と語順の大切さがよく分かりました。少しの違いが全然違ったものになるのですから驚きです。また「カーテン裏」と「カーテンの裏」も確かに違いますね。
またあたたかい励ましのお言葉、嬉しかったです。ついつい「ほっこり子どもの句」ばかりになってしまう私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

点数: 1

「殿の尾羽の鋭利渡り鳥」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 殿の尾羽の鋭利渡り鳥

コメントの七七(八七?)も楽しいですね。後ろにいると確かにラスボス感ありますね。
「鋭利」が肉食っぽい気がしてちょっと気になりました。猛禽にも渡りをする鳥もいますが、猛禽系の鋭利なものは爪とか嘴かな…と。
尾羽に注目しているからには雁とかかなと考えると、堂々としているとか威厳のあるかんじなのかなと思いました。
殿の尾羽びしつと渡り鳥
尾羽の先まで神経張り巡らせてます、という雰囲気はどうかなと思いました。

「秋日和…」の添削ありがとうございました。
カーテンの裏ってだいたい楽しい、この言葉にやられました!だから子どもはみんなそこに行くのか。原句はただのおしゃべりだったのですが、もうそこにいるだけで楽しいのですね。
提案句ありがとうございます。「くるまる子」いいですね。「まきつく子」で考えていたのですが、なんか危ないことしてると捉えられるかなと思って回避していました。
新たな視点を与えてくださりありがとうございました!

点数: 0

「十字架の十字に光る秋の空」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 十字架の十字に光る秋の空

屋根の十字架、秋の空にまぶしく光り輝いていそうですね。
「十字に光る秋の空」って切れているのでしょうか切れていないのでしょうか…。勉強不足ですみません。
切れていないように読めてしまって、秋の空が屋根の十字架に映り込んでいるのかなあと思いました。そうすると空が映り込んだ十字架の背景にも空、というかんじで、焦点がぼやけてしまうように思いました。壁にはめ込まれたような大きな十字架なら、視界に空はないけれど十字架に秋の空が映り込んでいて美しいなあ、と読めるかなと思いました。
見当違いの鑑賞でしたらすみません。

「秋日和…」の添削ありがとうございました。
句意と語順の必然性が自分の中であまり掴めていなくて、皆様からのコメントを読みながら勉強させていただいています。
いつもあたたかく励ましてくださりありがとうございます。これからもがんばります。

点数: 1

「花野道先生虫に好かれをり」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 花野道先生虫に好かれをり

子ども目線の句だと思うのですが、先生への親しみが伝わってきます。虫に好かれているのに便乗(?)して、こっそり背中にくっつき虫(オナモミとか)をくっつけて「先生ほんとに虫に好かれてるね!」って言って笑ってそう。そして先生も笑ってくれそうです。

今回も「敢えて」の句なのかなと思いました。
「先生虫に好かれをり」って描写じゃないですよね、子ども目線の「説明」ですよね。「虫に好かれる」って「擬人化」だし。ここで皆様から教えていただいてなるほどーと思っていたことをガンガン打ち砕いてくださる。初心者大混乱です(笑)
イサクさんに前にコメントいただいた『俳句のほとんどのルールは「~ねばならない」ではなくて、「~た方が上手くいく(可能性が高い)」ですので』というのを、自ら示されているのだなあと思いました。
「説明」でも「擬人化」でもこの句の情景はありありと浮かぶし、心あたたまるいい句だと思うし、もうほんとすごいの一言に尽きます。
これからもよろしくお願いいたします。

点数: 0

はやさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

夏ざしき子らの臍みな違ひけり

回答数 : 6

投稿日時:

逆上がり炎天へ飛び込むやうに

回答数 : 5

投稿日時:

夏深し縁石を行くゴム草履

回答数 : 6

投稿日時:

夏休み吾子と俳句を作りたい

回答数 : 7

投稿日時:

七さいのひとは七つね蝉の殻

回答数 : 7

投稿日時:

はやさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

卒寿の冬歳と命は別の物

作者名 田中喜美子 回答数 : 2

投稿日時:

立秋や滑る事にはもう慣れた

作者名 鳥田政宗 回答数 : 1

投稿日時:

クラシックギターの女かぎろひぬ

作者名 ちゃあき 回答数 : 4

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ