舌先に溶ける西瓜の甘さかな
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 舌先で溶ける西瓜の甘みかな
ドロップさん、はじめまして。
・西瓜を描写するのに、舌先の触覚を使うのは良いと思いました。
・「甘み」は程度を表す言葉(「甘みが増す」とか)なので、ここは「甘さ」で良いと思います。
提案句は、「甘み」を「甘さ」に変え、「で」の濁音を回避しました。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 舌先で溶ける西瓜の甘みかな
ドロップさん、はじめまして。
・西瓜を描写するのに、舌先の触覚を使うのは良いと思いました。
・「甘み」は程度を表す言葉(「甘みが増す」とか)なので、ここは「甘さ」で良いと思います。
提案句は、「甘み」を「甘さ」に変え、「で」の濁音を回避しました。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 名城の堀の水抜き牛蛙
カイさん、はじめまして。
・先の句は私は添削しないままでしたが、この句でも使われている「名城」という語が気になります。この「名城」は、「名だたる城」でしょうか「名古屋城」の異名でしょうか。句の中で、名だたる城であることに何か意味があるのでしょうか。あるいは、名古屋城に思い入れがあるのでしょうか。
・先の「夏休み」俳句なら、夏休みにまた変わった経験を・・・とは思ったのですが、こちらは、水を抜いたらウシガエルが居ました、というただの報告に見えます。
以下は私の想像でしかないので、参考として(実際の牛蛙は、何を契機に鳴くものなのでしょう。よく耳にはしたのですが)。
堀の水抜けば鳴くなる牛蛙
今後ともよろしくお願いします。
点数: 0
回答者 長谷機械児
添削した俳句: かなかなのかなかな微かソリチュード
74 さん、はじめまして。
・「かなかなのかなかな」は、要らないと思います。とくに面白いとも思われず(その鳴き声から「かなかな」と呼ばれるものが「かなかな」と鳴いている、って当たり前すぎるぐらい当たり前)、ソリチュードをどうにか残すに当たって、騒がしいと感じます。「蜩」という言葉だけで、鳴き声は読む人誰もが想起してくれるはずです。寧ろ、鳴き声しかイメージしてくれないくらい、と思います。
・空いた字数に、通勤している「私」の時間・空間を思わせる言葉を入れるのが良いと思います。
もしも「ソリチュード」を外して、音遊びに突き抜けるなら、擬音語を使わないイサクさんの「中野」句は良いと思います。私の思う「中野」(秋葉原に次ぐ趣味人の集積場)なら、蜩の声は喧噪にかきけされて聞こえないこともあるでしょう。もうそろそろ聞こえてきて良い時期なのに聞こえない、といった感じ。
提案句は措かずに、以下参考までに。74さんの通勤形態は知らないので(バス通勤かもしれず。地下鉄だと作りにくいか)。
ひぐらしや駅のホームのソリチュード
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 摘心を生き永らへし西瓜かな
げばげば さん、「立葵」「猫じゃらし」句の批評ありがとうございます。
強がりで、怖がりは猫そのものでしたか。私は動物を飼っていない(植物も育てていない)のですが、そういえば漱石の小説の猫もそんなキャラクターだったろうか、と思い返しています。
性格が名無しの猫で猫じやらし
なんてパロディに行き着いてしまいました。猫じゃらしから猫に至るので、これ以上無く即きすぎの冗談句ですが。
御句について。
・「摘心」の言葉遣いは正しいのでしょうか。植物を育てていない私は国語辞典に依るしかないのですが、枝や芽を摘み取ることと説明されていて、実を摘み取ることにはなっていないように思います。「摘果」「間引き」ならわかるのですが。
提案句は措かずに、以下参考までに。これはこれで直接的か。
摘果してまんまるくなる西瓜かな
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 死ぬことがこわいと思ふ夜食かな
卓鐘 さん、「猫じゃらし」句の批評ありがとうございます。
御句について。
・夜中に恐怖心をおぼえることは当たり前というか、子どもっぽいというか、単純にまずそう感じました。
・「こわい」は、歴史的仮名遣いでは「こはい」になります。
・口語俳句は添削し辛いですね。「が」の助詞にどれだけの意味があるのだろう、「は」では駄目だろうか。「こわいと思ふ」と言う言葉が、字面以上の何かを言いたげにも見えて、「思ふ」を取り除くことも躊躇われます。
提案句は措かずに、以下ご参考。
死ぬことが怖いと思ふ西瓜かな
何かしら、別の想像が出来るかも。単に、お盆のお供え物に見えるかも、ですが。
今後ともよろしくお願いします。
指摘事項: 新旧仮名遣いの混用
点数: 1
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