「珠暖簾くぐりて来たり根深汁」の批評
回答者 イサク
こんにちは。ご無沙汰しております。
プライベートでいろいろあったようですね。お疲れ様です。
俳ポや生活、道場の佳作狙い(まだ続けてますか?)など気にして拝見しております。
私は投句先を増やしたせいか、まだ選/選外に飽きるという境地には達しておりません。悪く言えば現状に甘えている気もしますけれど。
御句、よく理解できるし、できている句です。
「くぐりて」なので「来たり」に一工夫ほしくなってしまいますが、そういう工夫を嫌う先生もいるかもしれません。
・珠暖簾くぐりて薫る根深汁
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
角川俳句の題詠「暖」のときに投句して選ばれなかった句。「葱」と「根深汁」とは季語としては別物だけれども、まあいいかと。
風邪引いて寝込んだときに母が部屋まで持ってくる食事。漢字「暖」の入った語「珠暖簾」は、昔、台所の入口につり下がっていたもので、今なら「昭和レトロ」とか言われる代物。
知ってる方にはお久しぶりです。以下、近況報告。
先頃、父の喪が明けました(この一年の間に、高松-松山を何往復したことか…)。
この一年、人の死や葬儀や墓に関する句が自然と多くなりました。投句先で日の目を見た句はあまりないですが…。
俳句関連については、軸足をiOSのSNSアプリ「ニシキゴイ」に置いていますが、そこへの投句も土日祝日限定みたいになりつつあるこの頃。投句先を減らしたり(「世界」は今年に入って投句をやめました。載っちゃうと買っちゃう、けれどほとんど読まない紙の雑誌の厚みが、物理的に問題で…)、短歌の方にも手を出してみたり(別名でNHKだけ、一首出来たときに投稿。なかなか一首にならないので、あまり投稿頻度は高くないですが…)。
「詠む」ことにはケチケチしていますが、「読む」方にお金を使っていたりします。句集やアンソロジー、あと、ふらんす堂から出ている「○○○○の百句」を買い進めたり。
先生方に選ばれた/選ばれなかったを繰り返すことには、正直なところ“飽き”が始まっていて、何か別の展開はないものか、とジタバタしている感じです。
それでは、また。