俳句添削道場(投句と批評)

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満天の星空仰ぐ藍浴衣

作者 山田優  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

藍浴衣着た子が、夜空を見入っている様子を書きました
よろしくお願いします

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空の星数えあきらめ浴衣の子

回答者 なお

山田優さん、こんにちは。

御句の感想と提案句を置かせていただきます。

とは言っても、本句については、先にコメントを寄せている方々の内容がかなり濃い。それでOK的な雰囲気がありますが、それでは私もつまらないので(笑)、私も書き込みます。

御句、まず、初読はなんだかすごくロマンチックな雰囲気とメルヘンの世界を融合したような感じですが、よくよく見ると、「満天の星はやや誇張では?」「仰ぐと言っても上を向いて夜空見ているだけでは?」
そう思って要素を抽出すると、藍浴衣の子が夜空を見上げている、ということになりますよね。
提案句は、これだけで五七五に詠むことはできますが、恐らく詩情がないですね。
ここは一つ、長谷さんのように、その日にその浴衣を着た子のしぐさ、言ったことを思い出して、入れ込んでみませんか?
それには音数が足りないと思うので、満天の星は縮小しましょう。同時に、これは山田優さんご自身のことではなく、子どものことだと伝えましょう。

「満天の星空」はよくやりがちですよ。「生年月日を教えてください」と言っているのに、「◯◯年◯月◯日生まれです」と、「生まれ」をつける人のどれだけ多いことか。仕事で悩んでいます(笑)。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「満天の星空仰ぐ藍浴衣」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

藍浴衣と星空の組合わせ良いですね。
子供さんの藍浴衣からの満天の星空へ流れるような情景が浮かび綺麗な句だと思います。

点数: 1

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満天の星見て笑ふ藍浴衣

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

三句の中では、こちらが最も気になります。
まず、どこかで見たような言葉のつなぎ合わせに見えるのが、最も気になります。

「満天の星空」これ、よくある間違いというか「空」を二度言う重複表現で、正しくは「満天の星」です。「温かいホットドリンク」と言っているのと同じような重複です。

「仰ぐ」は言い替えが可能ですので、「空仰ぐ」で五音分、さらに俳句を工夫するのに使えます。さて何をしましょうか?

点数: 1

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満天の星を指さす浴衣の子

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

山田優さん、はじめまして。

・満天の星は、羨ましいです。私はずいぶん見てないなあ。
・「藍浴衣」は実景のようですが、「藍」の色はこの句にあまり必要がないように思います。
・主語がないので「藍浴衣を着た子」ではなく優さん自身の動作に見えます。
・動作の表現「仰ぐ」はちょっと大げさに思います。

あと、イサクさんの批評、添削を受けた者ではないですが勉強になります(今までの作句に、“重複表現”はあまり考えていなかった・・・)

提案句は、動作の主体「子」を入れることと、動作表現を少々大げさな割に頭しか動かしていない「仰ぐ」から、もう少し体に動きのある表現に変えました。「あの星が一番おっきい!」とか。

よろしくお願いします。

点数: 0

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添削対象の句『満天の星空仰ぐ藍浴衣』 作者: 山田優
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