「釣銭の十円ばかり落ちて梅雨」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 釣銭の十円ばかり落ちて梅雨
ちゃあきさん、こんにちは。
御句について。
初読時、「ばかり」も「落ちて」も読み違えていました(あるいは「十円」も)。
店員さんからお釣りを受け取るときに、受け取り損ねた幾らかの硬貨(額にして十円程度)が床に音をたてて落ちた…そんな感じで。
感慨の所在が、釣り銭が10円玉ばっかりである量にあるのか、あるいは釣り銭の落ち終るのを待つ間延びした時間にあるのかで、工夫の仕方は違ってくるのだとは思います。
釣銭がぜんぶ十円玉で梅雨
自販機の釣銭落ち続けて梅雨
(と提案しながら、この句またがりはイマイチ…とも思っているのですが)
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1