俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の59ページ目

「初夏や超特急に手をふる子」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 初夏や超特急に手をふる子

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

「超特急」は、ごく普通に新幹線(SuperExpress)のことだと思って読んでいました。初夏に合ったいい光景だと思います。
これが「新幹線に手をふる子」だったらと…と考えてみて、やはり「超特急」の方がいいかな、「新幹線」には必要なビジネス・インフラとしてのイメージが頭をよぎるので(単に電車が好き、ではなくて、働くパパを見送るみたいな感じも出て来るような)。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「袋絵馬つる兵児帯や風薫る」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 袋絵馬つる兵児帯や風薫る

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

・「袋絵馬」は知らなかったので検索しました。写真がみつかり、どんなものかは解りました。大宮の氷川神社には昔(10年以上前)立ち寄ったことがあるものの、そんなものは記憶にないな…と思っていると、見つけた記事によれば、個人情報保護の観点から2019年に始めたとのこと。それは知らないはず。
・初読では「袋絵馬つる兵児帯」で、“子どもの帯に絵馬を括り付ける”ような変わった習慣が地方にあるのかと思っていましたが、そういうことではないようで。では何だろう「兵児帯」は?…となっていました。

「袋絵馬をつる(子が着けている)兵児帯」「袋絵馬をつる兵児帯(を着けた子)」ということだとしたら、兵児帯が句の中心にある感じがするので、袋絵馬でなくてもよいのでは…と、

 絵馬掛ける兵児帯の子よ風薫る

また、袋絵馬を中心に据えるなら、まだまだ新興のローカルな風物なので、地名からの紹介みたいなのでいい気もして、

 風薫る武蔵の国の袋絵馬

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「響み出すキッチンタイマー梅雨の入り」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 響み出すキッチンタイマー梅雨の入り

げばげばさん、こんにちは。

伝統俳句の葉桜の句は、投句した本人が忘れてました…。「そうか、投句の二句目はそんな句だったか」と結果を見て思い出したくらいに。それくらい作意のない、とりあえず思い出した景色を五七五にしただけの句でした。

御句について。

・「キッチンタイマー」と「梅雨の入り」(入梅)との取り合わせの善し悪しは、正直なところよく解らないのでスルーさせていただいて…。
・言葉として今ひとつ私に通じていないのが「響み出す」です。漢字表記でイメージはできる(大音量で鳴り響き始めるといったことでしょう)のですが、現代語の言葉としてあるのかどうか…。古語「とよむ」ならば「響みたる」と変えたいところですが“キッチンタイマー”に使うには大袈裟な雅語表現なので、この言い換えを御句に当てはめるのはイマイチ…。もっと解りやすいところで、「鳴り響く」ではどうでしょうか?

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「現し世や流れるまゝのあめんぼう」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 現し世や流れるまゝのあめんぼう

げばげばさん、こんにちは。

ありがとうございます…といいつつ、見られていないのですが。(これまでの経験から、この町の書店に出るのは3日遅れっぽい。今週末には見られるはず)

御句について。

・線の細いアメンボと、「現し世」との取り合わせと思うのですが、「現し世」を“現実世界”と見るか、“前世”“来世”の間の“現世”(げんせ)の意味合いで捉えるかによって、読み方が変わってくる感じがします。
・“流れる”という動詞が“あめんぼう”には結びつかない気がして(滑ってはいますが、流れては…)、切るなら中七ではないかなあ。

私としては、「現し世」を“現実世界”とみて、中七で切る形を、

 現し世のゆるき流れやあめんぼう
 現し世を流るる人よあめんぼう

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「さくらんぼギプスに書かれたる五文字」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: さくらんぼギプスに書かれたる五文字

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

骨折というものを経験することなくこの歳まで過ごしてきた(スポーツをしない帰宅部員・幽霊部員でしたから…)ので、こういうシチュエーションには、もしかして(私が知らないだけで)定番の「五文字」というものがあるのだろうか? と思っていたのですが、他の方のコメントからすると、そういうことではないようで。
ならば、「五文字」はもう少し具体的に、どんな方向性のものかくらいは判らせてもよいのでは…と、

 さくらんぼギプスに書かれたるエール

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初詣一里塚めく句碑をたどり

回答数 : 5

投稿日時:

父と子を追ふ夏休の掃除機

回答数 : 7

投稿日時:

大南風やくざな鳥の来て騒ぐ

回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむやネクタイにつながれしまま

回答数 : 6

投稿日時:

ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

対岸に朱を散らしたり彼岸花

作者名 よしはむ 回答数 : 3

投稿日時:

くたくたの安全ベスト冬の雨

作者名 山田蚯蚓 回答数 : 2

投稿日時:

蓑虫は庭木の枝にはなやいて

作者名 黒徹 回答数 : 3

投稿日時:

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