「かげろふやパンダすいすい木にのぼる」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: かげろふやパンダすいすい木にのぼる
げばげばさん、こんにちは。
こちらも並選。おざなり期間中の投句ながら名前があってほっとしています。
(あからさまな嘘の句と、大いなる擬人化の句の2句投句して、嘘の句が選ばれました。まあ、順当だろうなあ)
御句について。
陽炎とか逃水とかいった季語は、“春暑し”を具体的に視覚化したようなものと思うのですが、元気なパンダと合うでしょうか。
「パンダは何だか元気だけど、私はちょっとついて行けない…」という、五月病のようなネガティブな解釈をしてしまいますが、「すいすい」という語を措くところからすると、ネガティブな句を作る意図でもないような。
あたたかやパンダすいすい木にのぼる (穏当な季語)
夏近しパンダすいすい木にのぼる (〃)
かげろふや木登るパンダ見てをりぬ (五月病モード)
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1