「蜃気楼古びたナイキのスニーカー」の批評
こんにちわ。
俳句には、有季定型俳句は、基本的に「取り合わせ」か「一物仕立て」しかないです。その句をどっちの句だと取るかは、諸説ありグラデーションもありますが。
取り合わせ=季語とそれ以外の物を並べたもの ではないです。という事で、望潮以外のいくさんの句は全部取り合わせですよ^^
ただ、この形は季語と全く関係ない別のものをただただおいただけで衝撃が生まれる事を真っ向勝負で狙ったタイプの形。そういう意味での初挑戦ですね。
このタイプのガチな取り合わせは僕も苦手なのですが、うまく行ったかどうかを判定する一つの考え方として、季語を変えてみる事でどう違うか?を考えてみる事をお勧めします。変えたところで、そこに出てくる詩情が変化しない大差ない場合、「季語」が動くと言います。うまくその季語を句の世界に生かしきれていない。
惜春や古びたナイキのスニーカー
春風や古びたナイキのスニーカー
夕焼けや古びたナイキのスニーカー
夕凪や古びたナイキのスニーカー
秋風や古びたナイキのスニーカー
風花や古びたナイキのスニーカー
初虹や古びたナイキのスニーカー
何か、言いたい詩情が変化しますでしょうか?なんか哀愁や憂いはかなさがあるものならなんでもいいという感じになってないでしょうか?
「古びた」「錆びた」「鄙びた」(私もよくやってしまう)とかなんかノスタルジックになりそうなものは結構要注意で、しっかり季語選ばないと動きまくります。。
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取り合わせに
初チャレンジしました。
距離感や発想
季語の映像のあるなしなど
これから勉強していきます。
作句の上で必要不可欠なので
投句どんどんしていきたいと思います。
今回は感覚で作りましたので
すいません
作句の意図は説明できません
ご指導よろしくお願いします。