俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の37ページ目

「桜って白いよねって君の頬」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 桜って白いよねって君の頬

なおじいさん、こんにちは。

瀬戸内海俳句大会も、俳句ポストのサイトで案内されていたので知っていましたが(瀬戸内・松山国際(略)も俳句ポストのサイトで知りました)、そちらには参加しませんでした。投句用入力フォームというものがなく、投句方法がはがき、FAX、メールというのが何とも馴染めなくて…。

結果発表を見てみましたが、“小学生の部”が活況を呈しているような感じに見受けられました。
優秀賞3作の中でも、私には小学生の句が一番良かったと思っています(大賞よりも…)。全体的に「瀬戸」という語を使いすぎで、あれは“安直”というのでは? というのが、私の個人的な感想でした。

御句について。

上五中七にも下五にも言いたいことが別々に強くある感じで、俳句に収めるには難しい内容と思います。

いくたドロップさんが2句に分けることを既に提案されているので…、私は、短歌にしてみました(私自身は短歌は碌に詠まないのですが)。

 桜って白いよねって云う君の白いほっぺのさくら色かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「十トンの降ろす積荷や初燕」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 十トンの降ろす積荷や初燕

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

・げばげばさんと同じく、積荷の重量が10tと読みました。
・「十トン」をトラックのこととしたときに「の」が気になります(トラックが降ろす積荷?)

数字を使うからには、10tトラックと燕の大・小の対比にこの句の眼目があるように思うので、

 燕来る荷降ろし終へし十トン車

というのはどうでしょう(「終へし」にしたのは、動・静の対比も入れ込めるかな、というところです)。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「友の訃を知るエイプリルフールの夜」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 友の訃を知るエイプリルフールの夜

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

・テレビドラマのワンカットのような印象を受けました。俳句自体は作りもの、「友の訃」はその句の世界においては本当、といったところが狙いでしょうか。「の夜」のあたりが作りものっぽいかな、とは思いました。

・「夜」は音数的には「よ」ですが、「知る」に対応させて「よる」と読ませたいところ。

写真などの他ジャンルでは、作りもの感全開といったものも大いに受け入れられていますが(すぐ思いつくのは、やなぎみわとか、シンディ・シャーマンとか)、俳句では難しいのかも。

 旧友の訃を知る万愚節の夜 (最後を「よる」と読ませる音数調整)
 あの野郎くたばつたとさ四月馬鹿 (ラジカルにすれば、より作りもの感が出ないか)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「佇みて語らう友の肩に蝶」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 佇みて語らう友の肩に蝶

芦川次郎さん、こんにちは。

御句、添削するのは難しいです。

「佇みて語らう」は、動詞ふたつ、9音も使っている割に景がはっきりしません。
「佇みて」を取っ払って、「語らう」を詳細化するのがよいかと。語りの内容とか(文化・芸術的なことか、時事問題か、家族やお金のことか)、場所とか(公園・川縁の遊歩道・駅前商店街…)、雰囲気とか(しみじみか、ほのぼのか、議論白熱か)。あるいは、「佇みて語らう」を取っ払って、「友」を視覚的に形容するというやりかたも。服装・格好とか(お洒落なのかむさ苦しいのか、派手か地味か)、蝶に対する反応とか(嫌がってたり、気づいてなかったり、会話を中断したり)。

これらを踏まえた案をいくつか(添削ではないですね、勝手にいろいろ情報を付加してますから)。

 子の病語れる友の肩に蝶
 紺青の背広の肩に黄蝶かな
 蝶々の来て論敵を黙らせる

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「ちんまりと登校の列黄水仙」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: ちんまりと登校の列黄水仙

ふりさん、こんにちは。

学校生活に慣れてきた頃の登校なら「ちんまり」とはならず、あっちこっちに勝手気ままに散らかった感じの登校風景が想像されますが、新一年生ならまだ緊張感もあって「ちんまり」とまとまっているのかも知れません。ただ、コメントを読まずにこの句だけでは“新一年生”とは解らないので、それと解る語が欲しいと思いました。

 登校の列ちんまりと入学児

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初詣一里塚めく句碑をたどり

回答数 : 5

投稿日時:

父と子を追ふ夏休の掃除機

回答数 : 7

投稿日時:

大南風やくざな鳥の来て騒ぐ

回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむやネクタイにつながれしまま

回答数 : 6

投稿日時:

ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

バチェラーのデート帰りや北しぶき

作者名 鬼胡桃 回答数 : 4

投稿日時:

友に手当てられ血めぐる初夏の風邪

作者名 古都茜 回答数 : 4

投稿日時:

白線の澄み切っている衣替え

作者名 三日酔いの防人 回答数 : 14

投稿日時:

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