死人花生ふる蕾は指のごと
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 死美人のゆびのごと生ゆ曼珠沙華
知世さん、こんにちは。
御句、拝読しました。
・初読では、指のようという比喩のイメージが掴めませんでした。ヒガンバナの生え方が指のよう? コメントに「蕾を付けたばかりの彼岸花」とあったので、画像検索…。これならば確かに。
・「生ゆ」「生ふ」は、「のびる・成長する」という意味合いでは「生ふ」。「(地中から)生える」であれば、どちらでも使えそう、というのが辞書の記載だったので、蕾のことを指すなら「生ふ」、曼珠沙華全体のことならどちらでも、となりそうです。
提案句は、曼珠沙華の別称「死人花」に変えて、イメージが極近い「死美人」分の音数を「蕾」に割きました。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1