「色褪せたフェンスの向こう秋の空」の批評
回答者 知世
添削した俳句: 色褪せたフェンスの向こう秋の空
変な句にコメントありがとうございます。
いつか褒められる句を作ってみたいものです。
男色大鑑の方(これも変な句ですね)は三段切れまたやってしまいました。
「栞とす(る)色葉」と読んでもらえないかな〜と思いましたがやっぱり無理ですね。
気になりつつもリズムの良さを優先してしまいました。
「色葉=色ごとのいろは」も確かに狙いすぎですね〜こういうの、浮かんだ時にはいいじゃんと思うんですが…。
イサク様はフェンスの人なんですね。
過去句拝見しました。なるほどすごい。
こちらは「色褪せた」「フェンスの向こうの空」「秋の空」…最初「凡人ワード」だけで句を作る縛りでもやってるのかと、いや集まったら何か化学反応が起こるのを期待しているのかなどと思ってしまいました。
私も桜舞い散る中で翼広げて一人君の名前を呼ぶ句でも置いていこうかなと…。(ごめんなさい)
機械児様のコメントを読んで「そういえば何故わざわざフェンス越しの空を?」と思ったことで、もう少し鑑賞の幅が広がりました。
これはフェンスの内側にいる人の句なんだなと。牢獄ないしそれに近い場所にいる。
同じ空でもフェンスの内側の空はひどく狭く息苦しく、外側はどこまでも広がっている。
あるいは心象風景の句なのかも。空を別つほど高い高いフェンス。
的外れかもしれませんが、想像の余地が沢山ある句でした。
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