俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の6ページ目

「色褪せたフェンスの向こう秋の空」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 色褪せたフェンスの向こう秋の空

変な句にコメントありがとうございます。
いつか褒められる句を作ってみたいものです。
男色大鑑の方(これも変な句ですね)は三段切れまたやってしまいました。
「栞とす(る)色葉」と読んでもらえないかな〜と思いましたがやっぱり無理ですね。
気になりつつもリズムの良さを優先してしまいました。
「色葉=色ごとのいろは」も確かに狙いすぎですね〜こういうの、浮かんだ時にはいいじゃんと思うんですが…。

イサク様はフェンスの人なんですね。
過去句拝見しました。なるほどすごい。
こちらは「色褪せた」「フェンスの向こうの空」「秋の空」…最初「凡人ワード」だけで句を作る縛りでもやってるのかと、いや集まったら何か化学反応が起こるのを期待しているのかなどと思ってしまいました。
私も桜舞い散る中で翼広げて一人君の名前を呼ぶ句でも置いていこうかなと…。(ごめんなさい)
機械児様のコメントを読んで「そういえば何故わざわざフェンス越しの空を?」と思ったことで、もう少し鑑賞の幅が広がりました。
これはフェンスの内側にいる人の句なんだなと。牢獄ないしそれに近い場所にいる。
同じ空でもフェンスの内側の空はひどく狭く息苦しく、外側はどこまでも広がっている。
あるいは心象風景の句なのかも。空を別つほど高い高いフェンス。
的外れかもしれませんが、想像の余地が沢山ある句でした。

点数: 0

「白壁や血飛沫のごと蔦紅葉」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 白壁や血飛沫のごと蔦紅葉

いつもコメントありがとうございます。
血飛沫のような蔦紅葉、良いですね。
壁の白と蔦の紅の対比も効いてると思います。

白壁に血飛沫のごと蔦紅葉
「や」の詠嘆は必要なのかなと思ったのですが、ないとダラダラする気もしますね。
そのまま鑑賞させていただきます!

点数: 1

「塔婆より飛び立つ鳥や秋の空」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 塔婆より飛び立つ鳥や秋の空

「面皰」の句は何となく少年をイメージしていましたが、少女だと思うとまた印象が違う気も。
これも何となく俳句は一人称視点?で読んでしまいがちですが、別に主役は自分でなくても良いんですよね。
私の「時効」の句もいかにも一人称っぽいですが自分のことを詠んだつもりはないですし。
『男色大鑑』私は現代語訳で読みました。
女性嫌悪の美少年好きが美徳とされていたり(ストイックさではないんですよね〜)現代人からすると大分価値観にずれがあるので手放しにおすすめはできないのですが、面白さはありました。

こちらの句は「塔婆」と「鳥」の取り合わせが良いですね!
私の大好きな句、中村苑子さんの「わが墓を止り木とせよ春の鳥」を思い出しました。
春の鳥は「止まる」イメージですが、秋の鳥は飛び立つのが似合いますね。
私もよし造様のように「塔婆に止まっていた鳥が飛び立つ」と読んでいたのですが、実景としてはありえないのでしょうか。
「塔婆」面白いから残したいなあと思うのですが。
「秋の空」がベタというのは分かるのですが、「鰯雲」だと私はイメージが変わりすぎてしまうように思います。

塔婆より飛び立つ鳥や秋の朝
季語を変えるなら極力光景のないものが良いなあと思ったのですが、やはり「秋の空」の方が良いですね。

点数: 1

夜一夜の神の歩みや秋祭

回答者 知世

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

143句目 前句: 鮭のムニエルとは何ぞ秋の宵
「よひとよ」思いついたは良いがそこから全然浮かばなかった句。
次は「つり」。

点数: 1

「面皰を潰せる吾子や蘆の花」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 面皰を潰せる吾子や蘆の花

秋の空の句、そして色葉の句にコメントありがとうございます。
「三年目」はやはり火遊び的なのを想像させますよね。
必ずしも答えが一つでなくてもいいな〜と思いつつ、「それはダメ」と言われた時に示せる一つの方向性として入れてみた言葉です。
そういうのが俳句的にアリなのか分かりませんが。(多分ナシですね)
色葉の方は素で「大鏡」変換ミスに気づきませんでした!「大鑑」ですね〜こういう所が雑なの本当にダメだなあ。
そして流石、これも読まれてるのでしょうか。
「いろはにほへと」に限らず元服前の少年が頻出だからか他の章でも「色指南」的な描写が多くて「いろは」。
ちょっと狙いすぎかとは思いつつ、げば様にもコメントいただいた語感の良さは気に入っています。

そんな大きなお子さんが〜と皆様同様まずそこに驚いてしまいました。
自分の思春期を思い出しても、ある程度育った子供とのほのぼのってあんまりないかも。
でも可愛いばかりじゃなくなってくるとグッと面白みが出てきますね。
我が子可愛やだけだと日記になってしまう…可愛くかつ面白くができる方はすごい。
面皰潰すのも面白いなあと思いました。
成長のイメージとして「葦」はありだけど「葦の花」はどうだろうとも思ったのですが逆に「葦」は付きすぎ?っぽいですね。
例えば「秋の空」だと全然雰囲気が変わってしまうし。
これより良い季語はなかなか思いつきませんでした。
このまま鑑賞させていただきます^_^

点数: 1

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