俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の59ページ目

「残る蚊やうねる慢性偏頭痛」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 残る蚊やうねる慢性偏頭痛

いつもお世話になっております。
「三歳」は確かに見てわからないな〜幼子で良かったのに…推敲の段階で一工夫すると何故か大抵失敗してしまいます(ノ_<)

まずイサク様のコメント、「慢性偏頭痛」って時間経過なんですか!?
「頭痛」と「慢性偏頭痛」だと全然印象が変わってきませんか?
「胃潰瘍」は「胃痛」では言い換え不可な気がするし、「慢性」が時間経過ならば「老い」とかも時間経過になりませんか?
時間経過を詠むのが難易度高いというのはその通りだと思うんですが、名句も多く、こちらの句においても少なくとも邪魔になってる感じはしないのですが…どうなんだろう…。

句をそっちのけで疑問だらけになってしまいごめんなさい。
個人的には「慢性偏頭痛」の字面、響き、これを俳句に持ってくるのが面白いな〜と感じました。
「残る蚊」は確かにすごく近い感じがしますが、それが良いか悪いかは私も分かりません。
鬱陶しさだけではなく、弱ったもの同士が響き合うような感じもありますね。
これが春の蚊、夏の蚊ならまた句の印象が全然変わってくるし、他の季語でも。
「うねる」は頭痛の描写としてしっくりきますね。

点数: 1

「人の上に初めて立った運動会」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 人の上に初めて立った運動会

再コメント失礼します!
他所に書いた疑問にわざわざ回答ありがとうございました〜。
「瞬間を詠む俳句の性質」から「慢性偏頭痛」→「頭痛」に省略可能である、というのはその瞬間以外に渡る部分は省略可能であるのことではないのでしょうか?
「慢性偏頭痛」という病気(病名)の瞬間を「頭痛」として切り取るならば「胃潰瘍」に対応するのは「胃痛」だと思ったのです。
たとえば「老いの身」を老いの諸症状で切り取れないように「慢性」省略することはできないのではとも。
瞬間を切り取るのが俳句であるというのは散々考えているのですが、いまいちそれがどう作用するのか…。
また質問してしまいますが、良ければ教えて下さい!

点数: 0

「秋日濃しパフェに匙の孫娘」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 秋日濃しパフェに匙の孫娘

こんばんは。

「ぱふぇにさじの」中六のように読めましたが、「さじ」以外の読み方があるのでしょうか。
それとも「パフェ」で「ぱふぇー」?
また「匙の」で「匙を入れる」「匙で食べる」の意なのは分かるのですが、この省略の仕方はアリなのでしょうか。
「入れる」「食べる」等を略すのにやや違和感があったのですが…。
それはさておきほっこり幸せな場面ですね。
久田様の孫句、私は初めて拝見した気がします。

点数: 0

「立秋や朝刊の手にやはらかし」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 立秋や朝刊の手にやはらかし

いつもお世話になっております。
台風の句、運動会の句の添削ありがとうございました。
添削後の句の方がずっと洗練されてますね。

俳句生活、最近知ったのですがとてもハイレベル…選に残るだけでもすごいと思いますしこちらの句も良い句ですね。
同じテーマの句として挙げられている「立秋と知る朝刊の匂ひかな」。
こちらの句はおそらく新聞の「立秋」の文字で初めて今日が立秋の日であると知り、途端に世界が急に輝き出し新聞の匂いも特別に感じる…そんな瞬間なのかと。
季語とそれ以外の部分がとても響き合っているなあと思います。
比べた時にかぬまっこ様の句はややその響き合いが感じられない気がします。
立秋の朝の爽やかさや、特別な思いで新聞の手触りを感じているのだろうなというのは十分分かるのですが。
句単体で見ると普通にレベルが高いと思います。

点数: 0

「人の上に初めて立った運動会」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 人の上に初めて立った運動会

再々コメント失礼します!
>「慢性偏頭痛」は「頭痛」の原因であり「症状」ではない!ということでしょうか?
そうそう!それであってます!
というか私の言いたいことはそんな感じです。
今この瞬間の「症状」以上に、今までもこれからも人生に横たわっている「病気」が重要なんだと思ったんですよね。
「慢性偏頭痛」は単なる「頭痛」の(悪い言い方をすれば)無駄に大仰な表現ではなく、句のキモになる部分だという。
いえ作者でもない第三者なのであくまで一意見、想像に過ぎないのですが。
また説明するつもりで余計分からない例えを使ってしまったでしょうか。
(懲りずに「雨」と「長雨」くらい違うというのはどうでしょう)
でもどちらもあくまで個々の意見なんですね。
省略する「べき」なんですか?ということが聞きたかったのですが、そうでないならほっとしました。
あっ勿論私の見方が正しい、こちらの方が優れているとは思っていませんよ!
丁寧な回答ありがとうございます^_^

点数: 0

知世さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

吾子のまた病得しこと夏の草

回答数 : 5

投稿日時:

致死量の歓声浴びて運動会

回答数 : 6

投稿日時:

妻であり母である人秋刀魚焼く

回答数 : 6

投稿日時:

おおかみのまつりのすみのひとのほね

回答数 : 2

投稿日時:

栞とす色葉男色大鏡

回答数 : 6

投稿日時:

知世さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

人もまた等間隔の花見かな

作者名 よし造 回答数 : 6

投稿日時:

友の忌や話しかけたき春の月

作者名 おかえさきこ 回答数 : 20

投稿日時:

雨の日に眺む写真やラフランス

作者名 鈴屋いるか 回答数 : 5

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ