「残る蚊やうねる慢性偏頭痛」の批評
回答者 知世
添削した俳句: 残る蚊やうねる慢性偏頭痛
いつもお世話になっております。
「三歳」は確かに見てわからないな〜幼子で良かったのに…推敲の段階で一工夫すると何故か大抵失敗してしまいます(ノ_<)
まずイサク様のコメント、「慢性偏頭痛」って時間経過なんですか!?
「頭痛」と「慢性偏頭痛」だと全然印象が変わってきませんか?
「胃潰瘍」は「胃痛」では言い換え不可な気がするし、「慢性」が時間経過ならば「老い」とかも時間経過になりませんか?
時間経過を詠むのが難易度高いというのはその通りだと思うんですが、名句も多く、こちらの句においても少なくとも邪魔になってる感じはしないのですが…どうなんだろう…。
句をそっちのけで疑問だらけになってしまいごめんなさい。
個人的には「慢性偏頭痛」の字面、響き、これを俳句に持ってくるのが面白いな〜と感じました。
「残る蚊」は確かにすごく近い感じがしますが、それが良いか悪いかは私も分かりません。
鬱陶しさだけではなく、弱ったもの同士が響き合うような感じもありますね。
これが春の蚊、夏の蚊ならまた句の印象が全然変わってくるし、他の季語でも。
「うねる」は頭痛の描写としてしっくりきますね。
点数: 1