俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削投稿の古い順の5ページ目

「閉じてとも言えず寄り添う日傘かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 閉じてとも言えず寄り添う日傘かな

「吾子ひとつ〜」丁寧に読んでいただきありがとうございます!
そういえば「文箱」の句も自分では「夫への恨み言が書かれた手紙で一杯の文箱」のつもりだったのですが、投稿してみると皆さん「夫の手紙を読んでしまった妻」とされていることに驚いたんですよね。
こうした解釈違いが何度もあるのは読み手側ではなくやはり私の問題かと。
残念な部分もありますが、異なる解釈に「成る程これもあり」と思うことも多々あります。
添削や批評を受けるというのはおもしろいし勉強になりますね。

そして日傘の句ですが、以前よりさらに良いですね^_^
何も言えずに寄り添っている、いじらしさを感じます。
日傘の君はそんな心情を知っているのでしょうか…。

点数: 1

「残業や甘酒飲みて潰すバグ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 残業や甘酒飲みて潰すバグ

こんにちは。
こちらの句は実際の出来事を詠んだ句でしょうか?
残業中に甘酒というリモートワークならではのシチュエーション、淡々とバグをつぶすエンジニア。
面白い光景だと思うのですが、やや要素が多いように思います。
「仕事」でもなく「残業」、「酒」でもなく「甘酒」、さらに「バグをつぶす」ちょっと特殊な仕事風景、ひとつ一つの言葉が強くてどこに注目していいのか分からなくなるような。
「リモートワーク中に甘酒を飲む」「残業してバグを潰してる」等絞った方が良いかと思いました。

近頃は甘酒片手夜業せり
明易やバグ果てしなく潰しゐる

…出来はさておき、面白味が失われてしまうでしょうか。

点数: 1

「旗棒をつゆ離すまじ夏茜」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 旗棒をつゆ離すまじ夏茜

こんにちは。
こちらの句、私はコメント欄の作品の方が良いと思いました。
掲題の句は74さんが指摘されているように客観→主観→客観という感じで視点が定まってないように思います。

夏茜旗棒はつゆ離すまじ

こうするとなんとなく収まりがいいような気がするのですが
そうなると「つゆ離すまじ」とまで思い詰めている夏茜の心情を読み解きたくなります。
やはり「しかと離さぬ夏茜」とサラッと詠むのが良いように思います。

点数: 1

「灼くる身や大谷刑部の祟りかな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 灼くる身や大谷刑部の祟りかな

こんにちは。
詠嘆の「や」「けり」が重複するのはNGだそうです。
どちらかに絞った方が良いかと思いますが、良い案が浮かびませんでした。

炎帝を逃れ刑部に拘らる

御句を受けて↑を思いついたのですが、これは川柳ですね…。

点数: 0

「大盥の鎮座ましますまくはうり」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 大盥の鎮座ましますまくはうり

いつもコメントありがとうございます。
「その手があったか」というものも「これは私じゃ思いつかないわ」というものも添削とても勉強になります。

こちらの句はまくわうりが良いですね。これも私には出せない発想です。
メロン様なら偉そうな態度もいたしかたなし、スイカも有無を言わせぬ迫力があります。
対してまくわうり、あれがどーんと居座ってるのを見たらなるほど「おいおい」と嫌味の一つも言いたくなるだろうという説得力を感じます。
「大盥に」でも「大盥」でもなく「大盥の」とされたのは「鎮座まします」を強調する意図でしょうか。
そこだけ少し不思議な印象でした。

点数: 1

知世さんの俳句添削依頼

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