「割り箸の番号引きてお年玉」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
俳句でよく言われる初心者向けのアドバイスがいくつかあるのですが、この句ではあまり守られておらず。
◆季語を説明しない・・この句では、マサト様の体験した「お年玉」を説明しようとしています。この時点で報告的になりがちですし、詩を出すのが難しいはずです。
◆コトよりモノを描写する・・「割りばしの番号を引いた」という「コト」を説明しようとしています。そうではなく、季語以外のところではできるだけ「モノ」を描写した方がよいです。
「コト」を説明しようとした時点で、日記的な説明になりがちです。
この場合「全く関係ない季語」を置いて二物衝撃にすることはできなくはないですが、そういう句意ではないですね。
あとは、「お年玉の前にくじ引きをする」という風習(あえて風習と言います)に俳句として詩があるかどうか、でしょうか。
詩が出せなければ「お年玉の前にくじ引きをするという風習があるよ」という報告で終ってしまいます。
・割りばしのクジの数字やお年玉
・くじ引きやお年玉みな同じ額
切れを入れて、モノにできるだけ焦点をあてて、形だけ二物にするとこんな感じでしょうか?
まだ説明感はありますが、ここに詩があるかどうか?
点数: 2
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お年玉をくじ引きで渡してくれる叔父がいました。
くじ引きといってもお年玉の金額は一律でした。
面白い叔父で人気者でした。
よろしくお願いしますm(_ _)m