俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の45ページ目

「汀溶けて月も銀波の眩しかろ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 汀溶けて月も銀波の眩しかろ

いつもお世話になっております。
レリーフめく横顔の句、ご提案含めとても参考になりました。
もう少しやりようがあったなと反省しきりですが、文法等々真面目に考える良いきっかけになりました。
死美人の方もご指摘の通りで「ごと生ゆ」イマイチな自覚ありありです(ー ー;)
やはり咲く花が思い浮かぶだろうし、指のようなと言われても蕾のことであるとは分からないかな〜と、無理矢理「生ゆ」入れた結果です。
そうそう、猿の腰掛もイメージは気に入っていたのですイメージは…語彙力、構成力等々が課題ですね。

飛び道具的テーマでどうにかオリジナリティを出そうとばかりしていますが、本当は表現の巧みさで魅せる句に憧れております。
変なテーマもやっぱり大好きなんですが。
こちらの句は正にそんな感じですね。
奇抜だったり斬新だったりする要素はないのにありふれてない。
私も何故かよし造様と同じ「銀波」が少し引っかかりました。
でもキラキラしてて綺麗だから良いかなと。
さすがハイレベルな句だなと思います。

点数: 1

「ふてぶてしき月の胸ぐらを掴まん」の批評

回答者 知世

添削した俳句: ふてぶてしき月の胸ぐらを掴まん

ルサンチマン代表ですこんばんは。
月に対してはルサンチマンよりファン心理が先立っていたのですが、気持ちは分かります。
秋の月ときたら皆の称賛を一身に浴びて、それを当然のもののようにすました顔でいる。
雪や桜が愛でられながらも儚く消えていくのに対して、月は季節問わずドーンと居座っていてダントツで図々しいイメージです。
私は月=女性と思っていたのですが、胸ぐらつかむとなるとげば様のコメントの「愛されちゃってさーせん」な俺様王様な月が浮かびます。
女性の月ならイサク様の提案句がしっくりきますね。
ふてぶてしさを恨みつつも惹かれずにはいられないのだなあと。
いずれも好きな句です。

点数: 0

イリアス上巻読むに夜長の丈足らず

回答者 知世

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

35句目 前句: 入り婿の気遣ひ多し墓参り

入り婿の墓参り、うまいですね。
私も「る攻め」的なのやりたいですが思いつかないのでせめてキラーパスを。
次は「らず」。

点数: 1

「らずせず来ず不孝も愛し立待月」の批評

回答者 知世

添削した俳句: らずせず来ず不孝も愛し立待月

こんにちは。
皆様絶賛なので今更かもですが「かなぶんぶん」良かったですね!
小西様の軽妙洒脱なセンスが光る句で、ちょっと毒もあって。
こちらも面白いですね。
「来ず」入れたことで「らずせず」ちゃんと意味が通るのも上手だなと思いました。
「不孝」で親子の句であることは分かるのですが、ユニコーンの「おかしな二人」という歌の「電話もないし手紙も来ないし住所わからない」超ダメ男の恋人が思い浮かびました。
親不孝な子を思うのはどうしようもない恋人を思うのに似ているのかも。
「仕方ないやつ」という眼差しの暖かさが好きな句でした。
しりとり句もまた楽しみにしております。

点数: 3

「新聞を広ぎがてらの朝月夜」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 新聞を広ぎがてらの朝月夜

曼珠沙華の句にコメントありがとうございます。
「生ゆ」蕾であることを主張したくて入れていましたが、ごちゃついてるな〜と感じつつ解消できないままでした。
ご提案の「死美人のゆびのごと曼殊沙華生ゆ」
これですね〜すごくすっきりしました!
「死美人」と言えばやはり乱歩でしょうか。
あるいは横溝正史、夢野久作とかの古き良き美しき猟奇小説の世界。
皆大好きかと思うのですが、俳句になってないのは不思議ですね(そんなことない?)
相性の良くない何かがあるのか。

「干し草に転ぶ→一休み」の流れがスムーズなのに対して、「新聞を広げる(見る)→月を見る」は完全に別の動作である気がして少し気になりました。
新聞を見ると気は下を見るイメージでしたが、もしかして仰ぎ見るように新聞を広げて、その向こうに月が見えたのでしょうか?
まん丸の煌々と輝く月を避ける気持ち分かる気がします。
私も本当は涼しそうな夏の月、凍る冬の月、ちょっと寂しげな昼の月なんかが好きだったりします。
名月は名句が溢れかえってて介入する余地がなさそうというのもありますが…。
朝の月も面白いですね!どんなふうに見えるんだろう。

点数: 2

知世さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

吾子のまた病得しこと夏の草

回答数 : 5

投稿日時:

致死量の歓声浴びて運動会

回答数 : 6

投稿日時:

妻であり母である人秋刀魚焼く

回答数 : 6

投稿日時:

おおかみのまつりのすみのひとのほね

回答数 : 2

投稿日時:

栞とす色葉男色大鏡

回答数 : 6

投稿日時:

知世さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

涅槃なす鈴鹿七峰眠りをり

作者名 久田しげき 回答数 : 1

投稿日時:

野猪の防止電柵棚田かな

作者名 04422 回答数 : 3

投稿日時:

かくれんぼブーゲンビリア花は何処

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 0

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ