俳句添削道場(投句と批評)

げばげばさんの添削最新の投稿順の1008ページ目

「サヨウナラまるちゃんあたしゃ寂しいよ」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: サヨウナラまるちゃんあたしゃ寂しいよ

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
春うらら議論が起きているようで、こういう議論も道場ならでは、いいですよね。
自他ともに春うららを許容するというならそれもスタンスですし、季重なりだというのもスタンスです。結論からいうとどちらの意見もあると思います。まちがいとかではなくて。
春うらら、はニュースや新聞などで出てきて広がった俗っぽい言葉で季語としてはうらら、が正しい!という意見や、それが通例として俳句で詠まれだしてるのだからいいじゃないか、いずれ歳時期にも載るだろう、季語も長い時を経て変わるものだし!という意見もあると思います。
こういうときこそ調べたり勉強したりするチャンスだとわたしはいつも捉えます。
ホームページかイサクさんか、という二択は危険です。ホームページは誰が書いてるかわからない記事ですから筆者がプロかアマかもわかりませんしいろんな季語を作り出しているサイトもいっぱいありますし、一方イサクさんだって今勉強の身で、いろいろ学びながらここにもコメントを残されてるので、絶対視されすぎるとコメントを間違えられない!たいへん過ぎるとなって再びサイトから足が遠くなりかねません。

こういうときこそ歳時記をたくさん読んでみるのをおすすめします。歳時記はこれまでの俳句界の蓄積です。そこで季語がどう捉えられているのか、を自分で感じていくというチャンスだと思います。ちなみに角川歳時記はこうで、講談社はこうで、主婦の友ではこうで、と歳時記によって違うこともあるので、それも議論になっておもしろいです。
最近まさにイサクさんその仲間たちと、苗床の苗というのは稲の苗なのか、稲以外の苗なのか?という議論をほかの場所でしたばかりでした。めちゃ楽しかったです。
季語深耕というのは計り知れなくてたのしいです。初学でそこまでやれないやりたくない誰か教えて!というスタンスもありますが、俳句がさらに楽しくなるチャンスでもあります。

ちなみに、私のスタンスは、うららで季語なのだから春は重複。うららとうららけし、うらうら、これもニュアンスが違うので、五音余ったから、うららけしとするかはその句にうららけしが合うかを悩んで決めます。
とくに、春うらら、の春が重複なら、春を省けるので、二音あればまだまだ映像をうむこともできます。
街うらら、とか湖うらら、とか、二音の可能性が生まれるのだから、春を省略するべきというのはそういう意味で考えています。

これもわたしの一意見。いろんなひとの意見を聞いて、でも自分で調べてですね!

点数: 2

「サヨウナラまるちゃんあたしゃ寂しいよ」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: サヨウナラまるちゃんあたしゃ寂しいよ

いえとんでもないです。
わたしの意見もただ一意見。ほかの意見もいっぱいあって、それも間違い正解という見方ではないと思います。ぜひぜひいろいろ調べてみてくださいね。
俳句季語もそれぐらいドップリいく価値があると私は思っています。沼にズブズブハマって抜けれません🤣

点数: 1

「虚子いわく景七情三春うらら」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 虚子いわく景七情三春うらら

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。春うららの議論、間から口をはさむような形になって失礼しました。議論の邪魔立てになっていなければと思うのですが、思ったことを言ってしまうのがげばのよくないところです。先輩たちにそうやって言ってもらったからそうしてるのかもしれません。

さて、春うららのスタンス承知しました。春とうららの件ではないコメントとなります。
今回の上五中七は景のないものになるので、時候の季語だと景があまりないものになりがちです。たとえば、春の雲とか春の月とか、季語に景があるものが佳いのではないかなあという感想を持ちました。
これについても、17音景なしの心情俳句などもたくさんるので、ダメとかそういうことではありません。虚子のおっしゃる通り、景7情3くらいで詠めるといいなとげば自身景3情7という感じもいなめません。

点数: 1

「凧揚げやいつしか人の小さくなり」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 凧揚げやいつしか人の小さくなり

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、上田五千石の「渡り鳥みるみるわれの小さくなり」を思い出しますね。
「空を飛んでいく鳥を仰ぎ見る。 するといつしか上空からの視点に転じ、ちっぽけな存在でしかない人間の存在を意識する。」そういう視点でしょうか。とても印象的な句です。

点数: 2

「囀りや大谷さんの金屏風」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 囀りや大谷さんの金屏風

こんにちは。
ぷりんさん水曜おめでとうございます💫
どんどん取り合わせが磨かれていきますね。

骨壷とせず七寸と大きさを具体化したことで、七寸に収まってしまう悲しみを、つややかに白光る湾曲に春は近いと思うのだけど、なほ、なほまだ寂しさが触覚として離れない。季語もなほの効き方も感情を抑えたモノにクローズアップする詠みもさすがでした!
最近のぷりんさん見てると、俳句に本気で毎日たのしいという日々が伝わってきてこちらもたのしくなります😆

点数: 0

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