「寒風と出れぬ布団が僕の敵」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 寒風と出れぬ布団が僕の敵
静岡のKさん、こんにちは。初めまして。私は静岡ではないですが、好きな県です(嫌いな県なんて無いですが(笑))。まさか栗田さんではないですよね?お世話になった大先輩です。静岡市ご出身です!
さて御句拝読しました。すでに多くの方々から季語や「ら抜き言葉」のことはコメント出ていますので違うことを。
Kさんは、布団のことをどう思っていますか? なんか、寒風と共に敵対視しているような。もちろん反語として「僕を起きさせてくれない敵」と詠んでいるのかもしれませんが、寒風から守ってくれている味方ではないでしょうか?
それから、下五の「僕の敵」。普通俳句では音数の関係で自分のことを言うので精一杯です。ですからあえて僕のと言わなくても僕のだなとわかってもらえます。
・羽布団敵か味方かこんな朝
うーん、どうかなぁ、これで寒い朝、起きなければいけないのにあったかい布団の中でぐずぐずしている光景が出るだろうか…。
と、提案しておきながらごめんなさい!何か参考になれば!
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