「古書の中恋文一つ薄暑かな」の批評
回答者 なお
博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。これは想像が広がる句です。
というのは、良くも悪くも、これが自宅の本棚か古書店かわからず、自宅の本棚でも、この恋文が昔の自分宛のものか、自分が書いた書きかけか、はたまた全く知らない人のものかわからないからです。
どのようにも想像が膨らみますね。
まず私は、古書店で、とある本を手に取り開いてみたら、古い封筒がポトリと。何かと思ってみたら誰かが誰かに宛てたラブレターだった、という読み。
・古書店の本から恋文薄暑光
一方、自宅の話で、その恋文は親のものだったりした場合は、
・書棚より恋文落つる薄暑かな
・字典から父の恋文夕薄暑
よろしくお願いします。
点数: 1
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書棚の本を開いたら古い手紙が出てきました