俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1634ページ目

「風たえて葉を待ちわびて山吹ぞ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風たえて葉を待ちわびて山吹ぞ

ききょうさん、こんにちは。
御句拝読しました。「人に見せられるレベルか?」なんて! 
見せられないレベルなんてない、というか、文芸作品は、人に見てもらってなんぼですよ。そして外部の客観的な意見を聞いて、改善に努めていく。これが上達の秘訣です(ちょっと偉そうですみません!)。

さて御句ですが、気になりましたことを三点。
一つ目、「風たえて」、これはききょうさんは、風に耐えてという意味で置いていらっしゃると思いますが、読みようによっては、風が絶えて=止んで、とも取れます。
字余りでも、「風に耐えて」としたほうがいいですよ。

二つ目、風に耐えて以前の話になるのですが、この句の季語の山吹以外がみんな山吹の説明になってしまっています。俳句では、そういうのはあまり歓迎されませんのです。

三つ目、末尾の「ぞ」ですが、よく受け取れば、」こういうのが山吹なんだぞ!」という意味合いの「ぞ」かと思いますが、うがった見方をすると、山吹が四音なので、仕方なくくっつけたような…。

日常のひとコマで、お詠みになったような山吹の生態に響きそうなものを詠んで、そこに山吹を合わせてみてはいかがですか?
その場合、山吹は、上五に置くと作りやすいと思います。
また聞かせてください。よろしくお願いします!

点数: 0

「通学路八重の桜のお見送り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 通学路八重の桜のお見送り

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
ご自身の「プレバトでは擬人化は、あまり褒められない」というコメントでちょっと考えたことがありますのでお伝えさせてください。

これは夏井先生のお考えなどではなく、私の個人的な意見です。

例えば、提案句ではないですが、

A :通学路我を見送る八重桜
と、
B :通学路八重の桜に見送られ

では違うと思うのです。
Aは、作者が、桜が見送ってくれていると勝手に決めています。桜にはそんなつもりがないかもしれないのに。
Bは、桜がどうであれ、作者は見送られていると思っている。

この二つの違いは、割と大きいのではないかと思うのです。

わかったようなわからないようなコメントですし、プレバトとどうつながるのかと言われそうですが、とりあえず置かせていただけますか。

よろしくお願いします。

点数: 1

「吉日や濠行く船に春の風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 吉日や濠行く船に春の風

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。私はもう今はそんな風習はないのかもしれませんが、花嫁さんが舟に乗って、船頭さんがおめでたい歌を歌って、ゆっくりと水郷を行くような光景を思い浮かべました。
おそらく大安吉日だったのでしょう。
いい景色ですねー。
「船」は「舟」のほうがいいですが、そうした上で、このままいただきます!

点数: 1

「退院にタラの芽天ぷら八十九」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 退院にタラの芽天ぷら八十九

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。お父上のご退院おめでとうございます。

それをお伝えしたうえで、御句、俳句としてコメントさせていただきます。

このままでは、おそらく作者も気づいているのではないかと思いますが、中八であり、下五の八十九が何のことかわかりません。天ぷらが90個近く山盛りになっているような?

この際、お父上のご年齢は関係ないのではないでしょうか?

・たらの芽の天ぷら食むや父退院
・父退院腹一杯にたらの芽天

「たら」は漢字は読みにくいのでひらがなにしました。カタカナではないほうがいいですよ。

退院後もお大事に!

点数: 1

「通学路八重の桜のお見送り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 通学路八重の桜のお見送り

やんさん、こんにちは。
再訪です。
拙句「昭和の日」にコメント有難うございました!俳句は投句したら最後、詠み手を離れ、読み手の想像に任せられるとは言いながらも、作者の気持ちに共感してご理解いただけると嬉しいものですね。
やんさんがおっしゃる「スピッツ」なんかはまさにその通りで、私も、犬のことを言ったのに、歌のグループの名前かと言われたことがありましたよ(笑)。
これからもよろしくお願いします!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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年ごとに歩く距離減る花見かな

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街道に名残の雪の消え残り

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投稿日時:

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作者名 胡 秋興 回答数 : 0

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