俳句添削道場(投句と批評)

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傷ついた革靴で踏む霜柱

作者 太田ゆうき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

冬の寒く、まだ日が昇らない時間から出勤しなければいけない悲しさと虚しさを入れたいのですが、上手く伝わるようにできていないと思います。どうしたらいいか教えてください。

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「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 めい

太田さま。
バランスです。
傷ついた革靴と霜柱では、どうしても革靴の比重がおもく、霜柱が主役としての働きを邪魔してしまいます。
霜柱を、もっと、働かせましょう。
提案句は、下の方へ、行ってしまいました。
難儀なシステムですね。
🙇‍♀️🙏

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

太田ゆうきさまおはようございます。
「まだ日が昇らない時間」は「暁」で表現できます。

暁や革靴で踏む霜柱

これだけで「出勤しなければいけない悲しさと虚しさ」は描写できていると思うのですが。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。はじめまして。
初心者さんではないとして簡単にコメントします。

◆初見で「傷ついた」というもってまわった言い方が気になりました。
 たとえば「傷の革靴」で済むのですが、わざわざ「傷ついた」と言ってしまうところに作為の出し過ぎを感じます。

そして、コメント拝見しました。

◆霜柱は未明の朝に多く、いずれにせよ早朝の現象で気温が上がれば溶けるもの。時間帯は省略して受け手に委ねることが可能だと思います。
◆『仕事に行くとき』にこだわるのであれば、「出勤」は入れてもいいかもしれません。
◆「革靴」で「仕事」なら、「傷」とわざわざ言わなくても、新品だとは思われにくいと思います。
◆他に「革」「靴」「踏む」が要るかどうか、まで推敲はできます。
 省略すればするほど、受け手の想像に任せる部分が増えます。

・出勤の革靴で踏む霜柱
・出勤の靴や霜柱ざくざく
・革靴の重き出勤霜柱
・出勤の道そびえたつ霜柱
・霜柱あって出勤できません

点数: 1

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「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

太田ゆうきさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。あらちゃんさんやイサクさんから的確なご解説があり、もう十分かと思いますが、私も考えていたのでコメントさせてください。
御句、お気持ちはわかりますが、何より避けたほうがいいのは「傷ついた」という措辞ですね。
俳句だけ読みますと、傷ついた革靴?どういうこと?となります。仕事に疲れた、辛いなあ、という方向に想像が行けばいいですが、貧乏とか怪我とかそんな方向に読まれてしまうと違う鑑賞になってしまうと危惧します。

霜柱だけで午後の句ではないとは思いますが、まだ日が昇る前の出勤と、嫌だなぁ感を足取りが重くなることに示して、

・夜明け前重き革靴霜柱

と考えました。ただ、名詞が続いて流れがブチブチ切れる感じがしますので、

・早出なる革靴重し霜柱

早出は、ご承知のように早朝出勤のことです。

冬場でも明るくなってから出勤する私が言うのもなんですが、以前は会社に着いてもまだ夜が明けていないことがありましたし、逆に仕事していたら夜が明けたこともありました(笑)。お互い、身体に気をつけて頑張りましょう!

点数: 1

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「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 独楽爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

コメント読まさせていただき、まるで私の現役時代を彷彿です。上司のしかめ面を浮かべながら兎に角足を前へ踏み出す、そこに霜柱。φ(・ω・*)フムフム...。

さて、御句、革靴とあるのて踏むは省略でき、何かを試す余地ができます。
具体的に出勤のイメージを強くすると
"傷ついた革靴社へと霜柱

革靴で出勤と言わなくてもいいかな
と、その代わり心情を折り込むとすると、
"傷ついた革靴軋む霜柱

ご参考迄に。今後ともよろしく。

点数: 0

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「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

太田ゆうき様。
勉強させていただきます。
初読、革靴は、作者の投影だと思いました。
その作者が今度は霜柱を踏みつける
負の連鎖。

しかし、違っていましたね。
●すり減った革靴濡らす霜柱
もう、いやだ!霜柱がさらに追い討ちをかける。こんな日がいつ、終わるのか?🙏🙇‍♀️

点数: 0

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「傷ついた革靴で踏む霜柱」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

太田ゆうきさん、こんにちは

御句拝読しました
句に対するコメントは先の方々で出尽くしていると思いますので提案句のみで失礼します
 暁闇の中で踏まるる霜柱

またのご投句をお待ちしております!

点数: 0

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