「初空へ真直ぐにのぼる越天楽」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 初空へ真直ぐにのぼる越天楽
るるさん、こんにちは。
あけましておめでとうございます。
昨年は良い新人さんに恵まれました。るるさんもそのお一人です。
御句拝読しました。新年に相応しい、縁起のいい句だと思います。
いるかさんの後追いみたいになりますが、私も「のぼるがごとし」ではない方がいいと思います。
確かに、音楽が空に昇っていくというのは比喩だとは思いますが、作者である、るるさんが、「ああ、越天楽が空に昇っていくようだ」と思われたなら、俳句では、空にのぼると言い切ってしまっていいのだと思います。
「ごとく」は、例えば、
・初空に昇龍のごと越天楽
のように他の人物や事象を比較対象に出す場合には有効だと思います。
なかなか言葉では難しいのですが、とにかく色々と試して、周囲のご意見を聞くことが肝要かと思います。
今年もよろしくお願いします。
点数: 1