俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1181ページ目

「節分や給料上げろ桃太郎」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 節分や給料上げろ桃太郎

ゆきおさん、こんにちは。
御句拝読しました。ご投句の背景は理解しました。
また、個々のお礼云々の件ですが、先日、他の方に個々のお礼の仕方をアドバイスした者としてひと言お伝えします。
あの時は、その投稿者さんがやり方がわからず困っていらっしゃると思ってのことでしたので、別に強制でもなんでもないことはご理解ください。
もちろん、コメントをしたほうとしては、作者にどう受け取ってもらえたかは気になるところではあります。ただ、無理にではありません(管理人でもないのに偉そうにすみません)。

さて御句についてです。ちょっと意味がつかみにくいですが、下五の桃太郎は、節分から鬼退治の連想でしょうか?
原句ですと、桃太郎に対して給料を上げろ!と言っていますね、きび団子だけでは不足ということでしょうか(笑)?
または、これは桃太郎のセリフ?「給料上げろ!」by桃太郎、みたいな?

前者だとして、俳句の場合、感情をストレートに言ってしまわないほうが、読み手の想像に広がりが出て効果的だと言われています。

ごめんなさい、長々と書いていたら時間がなくなりました。提案句は、また、あらためて、よろしくお願いします。

点数: 0

「太巻きを持つ手小さき節分会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 太巻きを持つ手小さき節分会

あらちゃんさん、こんにちは。
随所で私を支持してくださり、有難うございます。心強く存じます。

さて御句拝読しました。いい光景ですね。と言いながら、実は私は節分会って出たことないのですが、やはり恵方巻とかを食べるのですね。
めでかやさんは語順の問題として小さき節分会みたいだとおっしゃっていて、なるほどと思いました。

私は別の観点から、レンズ越しにこの光景を見た時の順番を考えました。大中小か小中大の順番でズームイン、ズームアウトしたほうがいいというようなことを聞いたことがあります。
原句では太巻き(中)→小さき手(小)→節分会(大)と視線が動きます。これを、小中大か大中小になるように語順を入れ替えてみます。

・小さき手に余る太巻き節分会
・節分会太巻きつかむ小さき手

こんなのもありかと思いました。

点数: 2

「節分や給料上げろ桃太郎」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 節分や給料上げろ桃太郎

ゆきおさん、こんにちは。再訪です。
昨日は、時間のことに加えて、スマホの充電もなくなり、失礼しました。

続きです。結局一晩考えましたが、どうしても、節分と鬼、鬼と桃太郎はつながるのですが、節分と桃太郎がつながらないことと、桃太郎と給料アップ要求が結びつかないのです。
固いことを言う人だとお思いになるかもしれませんが、誰かが桃太郎に対して給料を上げろと言っているとしても、桃太郎が誰かに給料を上げろと言っているとしても、その理由がつかめないのです。節分は鬼が忙しいからでしょうか?

もしかして、桃太郎は、鬼ヶ島から凱旋した後は、鬼たちの親分(雇い主)みたいな立場になっていたのでしょうか?
それなら話はわかります。私の無知をお詫びします。

そうだとして、話を進めますね。

・節分や鬼は全員フル出動
・節分や賃上げの声あげる鬼
・節分や安給料を嘆く鬼

私個人の考え方としてですが、桃太郎は入れなくても、給料アップを願う主体の「鬼」を入れないと句意がわからないのではと思いました。

ゆきおさん、本句はハンデのある方が、それを乗り越えて一生懸命にお詠みになった句だろうと思いますので、いくら添削道場とはいえ、上記のことをダイレクトにお伝えになると思わぬ動揺を与えてしまうことを危惧します。
お願いですが、ゆきおさんなら気心が知れていらっしゃると思いますので、どうかうまく、かいつまんで柔らかくお伝えいただけますでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 0

「けしからんとは褒めことば梅の花」の批評

回答者 なお

添削した俳句: けしからんとは褒めことば梅の花

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。「けしからん」がそんなことになっているとは知りませんでした。
有名なのは「やばい」ですよね。ポジティブの意味ですっかり定着した感があります。それからすると本句は「やばい」のですが(笑)、まあ、ここではそういう言葉使いはやめて真っ当にいきましょう。

御句、「けしからんとは褒めことば」、と言い切ってしまうと、作者の肯定した主張のようになるのではないかと。
竜子さんは五七五を七五五で構成されたのだと思いますが、私は上五字余りで、

・けしからんは褒め言葉とや梅の花

と提案させていただきます。中七の「とや」は「というのか…?」という意味で置かせていただきました。

あらちゃんさんのご提案句もいいですね。けしからん(笑)。私もマネして、

・梅の香やけしからんとは褒め言葉

よろしくお願いします。

点数: 2

「星朧逢いたき人の遥なり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 星朧逢いたき人の遥なり

もんなさん、こんにちは。
拙句「セーター」にコメントおよびご提案句有難うございました。舞台が野外か屋内か、作者も考えませんでした。
というか、テニスしか考えなくて…。学生のころ、テニス部がセーター着て練習していて、寒い中、素肌に道着一枚の我々としては「いいなぁ」とうらやましく思っていた、そんな思い出を詠んだものですから…。
ご提案句三つとも、そのままいただきます!って違うか(笑)。

さて御句、いいですね。「星朧」、もんなさんは乱視のせいだなんて茶化しておられますが、全体を読めばググッと伝わってくるものがあります。星朧という季語の力ですね。

会いたい人がいるけど遥か彼方にいる。その人のことを思うと星も滲んでしまう、ということになると、遠距離恋愛の恋人が浮かびますが、泣くことはないかなと。
そうなると、会いたくてももはやどうしても会えない人のことを思っているのだろうと。

ちなみに、このままでいいと思いますが、お尋ねの最後の「なり」、これは竜子さんのご提案もいいと思いますし、私も提案があります。

・星朧逢ひたき人の顔はるか
・逢ひたき人遥か彼方に星朧

原句のほうがいいです。それではまた!

点数: 2

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