俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1098ページ目

「キゥイの実残る枯葉に隠れんぼ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: キゥイの実残る枯葉に隠れんぼ

里衣さん、こんにちは。
御句拝読しました。
キウイは、私の歳時記にも載っていませんでした。あまり季節を意識したことがなかったです。
スマホで調べたら、あるサイトでは夏の、他のサイトでは冬の季語だとでてましたよ?何なんでしょうね。
でも、特に植物は、みんな載っているとは限りませんよ。アボカドとかセロリ、ズッキーニなども載っていません。みんな載せていたら植物図鑑になってしまいますものね(笑)。

ですから花であれば桜とか菊、果物であれば桃とか蜜柑とか、日本古来の代表的な物が載るのでしょう。
でもチャレンジはいいと思いますよ!

ただ、御句では、冬の季語である「枯葉」があり、キウイも隠れてしまっているので、この際キウイの季節は構わないことにしましょう(笑)。

とりあえず、今日はここまでで失礼しますね。

点数: 1

「亡くなりし父への思い水澄めり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 亡くなりし父への思い水澄めり

コウさん、こんにちは。
御句拝読しました。頑固者とか、わがままとか、昔のお父さんって、ありがちですよね。でも亡くなると、そんなことばかり懐かしく思い出される、そういうものではないでしょうか。

御句、しみじみとしていい句と思いますが、上五の「亡くなりし」、これを言わなくてもその意味を伝えられるのではと。そしてその分、コウさんの追慕の念を少しでも具体的に言えるのではないかと思いました。

ご自身のコメントから、

・水澄めり幼少の日の父の顔
・水澄むや消え残る父への思い

亡くなりしとか、亡き父と言わなくても、読み手は「ああ、お父様は亡くなったのだな」と思ってくださると思いますよ。

点数: 4

「遅咲きの向日葵畑まだ青春」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 遅咲きの向日葵畑まだ青春

里衣さん、こんにちは。
コメント返しの再訪です。

向日葵は夏の季語だが他の季節に使っていいのか?というお尋ねですね。

例えば、今は10月ですよね、れっきとした秋です。でもどなたかが桜(春)の句を詠んだり、炎天(夏)の句を詠んでも、それはありだと思います。例えば回想句とか。

でも一般に、俳句は「今=当季」を詠むものといわれていますので、できれば今の季節を詠みたいですね。
他の季節を詠むと季重なりにもなりがちですし。

里衣さんの「向日葵」は、別に問題ないと思いますよ。現に目の前に向日葵畑が広がっているのを詠んだのでしょうしね。季重なりでもないですし、内容も、「少し時季が過ぎてしまったが、まだまだ盛りだよー!」ということでしょうから、味わいがありますからね。

点数: 1

「水澄むや杭は打たれて無言なり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 水澄むや杭は打たれて無言なり

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。先の感じさんと似たコメントになるかもしれませんが、どうかご容赦ください。

御句、やはり「出る杭は打たれる」という諺が下敷きにあると思います。そして、「出る杭は打たれるというけれど、どんどん自分の意見を言っていこう!」という句意ではなく、「出る杭は打たれるから、何も言わないほうがいい。何か言ったら反対されたので黙っているのだ」というお気持ちですね。

「水澄むや」は、水に限らず物みな澄み渡ることで、透明性や清廉潔白とかも意味するのではと思います。

そうなりますと、あまり自己主張せずに無言でいることにある程度悟りの境地というか、諦めてもうスッキリした!というお気持ちですね。

私などは、「肌寒や」とか、「身に入むや」とかにするかもと思いましたが、その境地はもう乗り越えられたのですね。

点数: 1

「号砲の引き金固し運動会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 号砲の引き金固し運動会

つちや海郷さん、こんにちは。
御句拝読しました。
初読では、「引き金が固い」という措辞に何か深い意味があるのかと思いました。
それと同時に、「運動会」とはありますが、何か大人の句だと思いました。ですので、学校行事担当の先生の苦悩とか、そういうことかなと。

そしてご自身のコメント拝読。
あれ?そんなに深読みしなくても良さそうな。

でもなんで私は大人っぽく感じたんだろうと考えた時に、そうだ、「号砲」だ、と思いました。
この語で、東京マラソンの都知事の合図を思い浮かべてしまいました。

少し子どもっぽくするために、

・スタートのピストル重し運動会
・運動会ピストルの指痛くなり

点数: 4

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