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水澄むや杭は打たれて無言なり

作者 竜子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

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「水澄むや杭は打たれて無言なり」の批評

回答者 なおじい

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。先の感じさんと似たコメントになるかもしれませんが、どうかご容赦ください。

御句、やはり「出る杭は打たれる」という諺が下敷きにあると思います。そして、「出る杭は打たれるというけれど、どんどん自分の意見を言っていこう!」という句意ではなく、「出る杭は打たれるから、何も言わないほうがいい。何か言ったら反対されたので黙っているのだ」というお気持ちですね。

「水澄むや」は、水に限らず物みな澄み渡ることで、透明性や清廉潔白とかも意味するのではと思います。

そうなりますと、あまり自己主張せずに無言でいることにある程度悟りの境地というか、諦めてもうスッキリした!というお気持ちですね。

私などは、「肌寒や」とか、「身に入むや」とかにするかもと思いましたが、その境地はもう乗り越えられたのですね。

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「水澄むや杭は打たれて無言なり」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

こんばんは🌇お世話になります。
さて、御句。
私の気になった点は以下二つ。
①杭の擬人化
②句が、人生訓を言っている

まず、御句をよんで浮かんだことは
「出る杭は打たれる」という諺。
これは、下の「無言なり」によって、余計にそう思われます。
つまり、「杭」は「人」であり、
句意は「目だったり、優れたりしたら、他人から厳しくされるけど、無言、すなわち、じっと我慢すべき」と思われました。
さて、①擬人化について
よく言われる事ですが、「擬人化、擬人法」については、私は慎重です。
句自体が、陳腐になってしまう事が多いように思われます。
②(私の解釈がある程度、作者のものに近いとして。いや、全然違うとしても、一読者として、私はそう読みましたので)
句意が、理屈、人生訓、あるいは、アフォリズム(箴言)のような事を言っていると思いました。
率直に、詩情からは遠く感じました。
よろしくお願いします。

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