俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1640ページ目

「夏近し隣家のチャイム聞こへけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏近し隣家のチャイム聞こへけり

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。なるほど、隣家のチャイムが聞こえてきたのは、隣家が窓を開けているからですか。私は、博充さんのお宅が窓を開けているからだと思いましたよ(笑)。いや、両家ともに?

御句、私は「聞こへけり」という着地もいいですが、「夏近し」という季語の余韻を残すために次のような語順を考えました。

・聞こえくる隣家のチャイム夏近し

よろしくお願いします。

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「夏めいて色を帯びつつ電車窓」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夏めいて色を帯びつつ電車窓

万年雑草さん、こんにちは。このお名前では初めましてということですね。またよろしくお願いします。

御句拝読しました。ほぼ先の方々と同じコメントになるのですがご容赦ください。

中七「色を帯びつつ」ですが、色を帯びるのは何が?でしょうか?もし、木々が緑に、とかいうことでしたら、すでに「夏めいて」で伝わりますよね。それに、もし木々が緑にということでしたら「つつ」はおかしいかと思います。
あと、「電車窓」は「車窓」がいいですね。
って、先の方々の繰り返しですみません。ご挨拶代わりでした。よろしくお願いします。

点数: 1

「ひとひらの花びら散りゆく暮れの春」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ひとひらの花びら散りゆく暮れの春

たなかたけしさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。厳しくして、改善点を教えてくださいとのこと、そのようにさせていただきます。

まず、改善点を教えてくださいというのであれば、「私はこうしたいと思ってこのようにしましたが、これで伝わりますか?」というコメントがあると、改善点もアドバイスしやすいです。何もないので、形式的な点のみのアドバイスになります。

まず、俳句は五七五が基本ですが、多少の字余りはOKです。しかし、中八と言って、中の句の字余りは、俳句にとって大事な息継ぎが出来なくなるのでできるだけ避けたいです。御句、中八です。それも、簡単に解消できます。

次に、下五の季語です。間違いとかではないですが、「暮れの春」、これは意味をお分かりでお使いでしょうか?
普通、「暮の春」と書きますが、春の夕暮れ(春の暮)の意味ではなく、春の終わろうとする頃の意味です。行く春、春惜しむ、晩春などという感じと同じです。
ネット歳時記などでは、一緒にしているものもあるようですが、私の手元の歳時記ではきっちり分けていますし、私もそのように教わってきました。
たなかさんがどのような意味でお使いかわかりませんが、ひとひらの花びらが散る、ということですと、当地では4月の初めから中ごろですので、まだ春の終わりを惜しむほどではないのではと思いますけど…。人それぞれですのでなんとも言えないですね。
ただ言えますのは、「暮れの春」は、「暮の春」と、「れ」は要らないと思います。
よろしくお願いします。

点数: 0

「愛猫の蜂へ乱舞や毛玉取り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 愛猫の蜂へ乱舞や毛玉取り

小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。「愛猫が」を「愛猫の」にするのは、音が汚いからというのもあるかもしれませんが、「が」ですと、主語述語がはっきりしすぎて、詩的な韻文調ではなく、作文のような散文的になってしまうからだと思いますよ。
御句は愛猫の、で悪くないのですが、その後がよくわかりません。
蜂へ乱舞、そこで一旦「や」で切れを入れて詠嘆して、「毛玉取り」。
コメントでは、毛玉取りをしているのは人間=作者のようですが、俳句では、愛猫がしているみたいですよ。
光景を描写することが重視される俳句では、できるだけ「動作」を表す動詞は少なくしたい。入れても一つ。短い俳句では、動詞が二つになる場合でも、途中で、動作の主体が変わることは避けたいです。

御句、天道さんの毛玉取りは、ちょっと置いておいて、猫ちゃんの乱舞をお詠みになってはいかがですか?

・蜂を見て乱舞始める我が愛猫

よろしくお願いします。

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なおさんの俳句添削依頼

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