俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1373ページ目

「渡り鳥あれが日本と云ひやらん」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 渡り鳥あれが日本と云ひやらん

ヒッチ俳句さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これはいいと思います。
まず、感じさんがおっしゃっているように、文法的には問題ないと思います。

私は、個人的な感覚かもしれませんが、自分以外の人や動物の心理を詠む句はあまり好まないのです。例えば、「眠そうな」とか「悲しがってる」とか。
しかしこの句の推量は違いますね。「◯◯と言っているかもしれない」ということで、空想の世界だからです。これは楽しい。心理の勝手な推測と違いますから(ごめんなさい、私の解説が下手で)。

このままいただきます!

悔しいのは、慈雨さんではないですが、私も似たような句を考えていたことです(笑)。もっとも、私の場合は国ではなく都道府県名ですが…。

点数: 1

「東雲へ翳したる小手鳥渡る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 東雲へ翳したる小手鳥渡る

竜虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。初読で句意がつかめませんでした。「翳したる」の意味がわからなかったのと、「小手鳥」ってどういう鳥?などと思ったからです。どちらも私の浅学ゆえです。
あらちゃんさんのコメントで意味がわかりました。

提案ですが、あらちゃんさんと似ていますが、

・東雲へかざす手のひら鳥渡る

わかりやすくすればいいというものではないとは思いますが、少しだけわかりやすくしてみました。

点数: 1

「流れ星淡き一粒の砂時計」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 流れ星淡き一粒の砂時計

夢先案内人さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。たくさんご投句なさいましたね。先の三句も、コメントしていませんが拝読しています。

先の三句は、五七五のきれいな形になっていましたが、本句は中の句が八音になっていますね。
それについて、「句に深みを加えて詩的な余韻を残しているため、字余りの効果が活かされている」とのことですが、恐縮ですが、私には、そうはちょっと思えませんでした。
ご承知のように、俳句は五七五が基本ですが、字余りも認められています。しかしそのほとんどは上五で、場合により(音の種類により)下五でもありです。
しかし中の句だけは中八と言って好まれないようです。その理由は、俳句の良さのうちの大きな要素を占める、流れ、リズム、バランスといったものが損なわれやすいからだと言われています。

例えば御句を、

・流れ星ただ一粒の砂時計

等にしますと、流れが最後まで澱みなく、スムーズにいくと思います。

その他の点としましては、先に慈雨さんがおっしゃっていますように、きれいな言葉を選んで詩的にしていらっしゃる点はすごいと思いますが、逆に抽象的になり、俳句の持ち味である「情景の共有」につながりにくいように思います。

俳句添削道場ですので、色々と言わせていただきましたがどうかご容赦ください。今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「お疲れと並んで座る秋の風」の批評

回答者 なお

添削した俳句: お疲れと並んで座る秋の風

ましまろさん、こんにちは。
御句拝読しました。ハマりましたか(笑)!
抜け出すのは大変ですよ〜(笑)

さて、先にイサクさんと慈雨さんがガッツリとコメントしていて悔しいので(笑)、私は違うコメントをしますね。

正直、私は先のお二人とは違う読みをしました。
私は、隣に座ったのは秋の風だと思いました。作者に、「暑かったでしょう?今年は夏が長かったからね…お疲れ様!」とか言って、そっと寄り添ってきた、一陣の爽やかな風。

ですから、作者はベンチには一人ですが幸せな気分。

どうですか(笑)?

点数: 3

「秋桜の花びら風とともに去り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋桜の花びら風とともに去り

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。笙染さんは本当にお花とか植物に詳しいですね。

私は竜虎さんや負乗さんのコメントに共感を覚えました。
というのは、コスモスが「風と共に去りぬ」という映画に合うかどうかはともかく、なんとなく、花びらが風に飛ぶイメージがなくて…。

もちろんお花に詳しい笙染さんがおっしゃるのですから、実景に基づいた詠みだとは思います。ただ、木の枝にガッチリ付いているような花、例えば桜とかなら、花びらが風に耐え切れなくなって風に舞うのは想像がつくのですが、コスモスのように、風に沿って揺れて、上手く受け流しているような花は、逆に、枯れるまで花びらがついているような…。

浅学ゆえの誤認かもしれません。
ですので私としての提案は、

・秋桜の花びら風とともに揺れ

なのですが、これでは類想の泥沼真っ只中になってしまいますね。秋桜と風を合わすのは危険です(笑)!

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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