更衣の手より去年の波の音
回答者 卓鐘
添削した俳句: 波音が手に伝はりぬ更衣
ちょっと状況がわからないかなぁと。波音が手に伝わるってどういうことだろうか?と考えましたが、衣更の服を畳んでいるとかこの記憶が思い出され、海の波の音が感じられるようだったってことでしょうか。
「衣更と海」「音が手に伝わる」と二重にひねった表現なので読者を置き去りにしてしまっているかと。。
また、完了の助動詞「ぬ」がさらにわかりにくくなっていて、伝わってきたなぁと今の感触じゃないので混乱してしまいます。
海の記憶が、衣更でたたんでいる手から伝わってくるようだ。(意図と違ったらすいません。)がわかるように書いた方が良いかと思います。
点数: 1