俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削最新の投稿順の20ページ目

紫陽花や傘をしまひて踏むペダル

回答者 卓鐘

添削した俳句: 紫陽花や深呼吸してペダル踏む

型にはハマっていますが、これでは季語が動いてしまいませんか?
つい自転車を止めて立ち止まってしまうような、綺麗な花なら何を持ってきても、そんなに句意が変わってこないというか。(もちろん映像が違うので、情景は変わるけれど、詩の核が変わらないと言いましょうか。)
ひまわりや、コスモスや、に変えてもそんなに趣が変わらない気がします。

提案句は、傘を出して雨のイメージを出し、ペダル踏むと動作ではなくペダルのアップで路地の濡れた様子を見せるようにしてみました。多少は、紫陽花が動きにくくはなったと思いますが、紫陽花を意識しすぎていて、取り合わせの妙と言える句ではありません。

植物、動物の季語との取り合わせは難しいですね。季語動かさず、しかもつきすぎず、なんか似合っている。そんな絶妙な距離感の取り合わせがなかなかできないです。

点数: 1

陶房の土間の凹凸梅雨深む

回答者 卓鐘

添削した俳句: 陶房の土間のでこぼこ梅雨最中

しっかりできていて取り合わせも悪くない句なので、的確な何かを言えるレベルに僕はないのですが、感想としてコメントします。

なにか一つ物足りない気がしました。
考えてみたら、「陶房」が句のなかでいかされているか、「梅雨最中」の季語が効いているか。の二点の疑問があるからでした。

陶房でなくてもこの句は成立しそうな気がしました。ただこの五音をつかって何を?といわれても思いつかない。
では陶房を生かすには?そこで作品を作る人の心情や苦悩みたいなものをどこか匂わせられないか。

考えてみた結果「梅雨深む」を思いつきました。作品のスランプ見たいな気分を表現できたらいいなぁとおもいます。

点数: 0

「好ける道心を種にうたを詠み」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 好ける道心を種にうたを詠み

表現欲はありますね。私も楽しくてしかたありません。和歌やその他の詩歌やったことないんですけど興味あります。
俳句にはまったのはプレバト見てからなんですけど、それまで俳句みても意味不明だったんですが、省略された言葉や季語やリズムで17音にそこまでたくせるんだということに感動してはじめました。
和歌は和歌で感情をそのまま言えることにあこがれはあります。
それぞれの形式がある以上それぞれの魅力があるのだろうと。

点数: 1

「ネクタイを額に巻いて麦酒かな」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: ネクタイを額に巻いて麦酒かな

うむ。全く力みのない自然体な句ですね。
武道の達人のような。こんなに力まずにいれるものかと。

いい句かといわれるとそういう評価の対象の作品ではないのでしょうが、こういう句
もありですね~

点数: 1

「一番に成れずとも良し夏蜜柑」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 一番に成れずとも良し夏蜜柑

おお。いい句ですねー。
夏蜜柑がこんな郷愁の優しい思いのある季語とはしりませんでした。
大人だとしたら、一番にならなくていいよと慰めてて渡してくれた夏蜜柑。それが今も目の前にあってゆっくりと食べている。そんなことも思いました。
なれずとも良しはそんな郷愁の思いとともに自分に言い聞かせている。そんな風に読みました

点数: 0

卓鐘さんの俳句添削依頼

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