陶房の土間の凹凸梅雨深む
回答者 卓鐘
しっかりできていて取り合わせも悪くない句なので、的確な何かを言えるレベルに僕はないのですが、感想としてコメントします。
なにか一つ物足りない気がしました。
考えてみたら、「陶房」が句のなかでいかされているか、「梅雨最中」の季語が効いているか。の二点の疑問があるからでした。
陶房でなくてもこの句は成立しそうな気がしました。ただこの五音をつかって何を?といわれても思いつかない。
では陶房を生かすには?そこで作品を作る人の心情や苦悩みたいなものをどこか匂わせられないか。
考えてみた結果「梅雨深む」を思いつきました。作品のスランプ見たいな気分を表現できたらいいなぁとおもいます。
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湿度が高いと足元まで気になる。