俳句添削道場(投句と批評)

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夜はもう涼しくなりて虫の声

作者 岸本義仁  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

なんだかんだと言いながら、もう夜の風は涼しく、草むらからは、虫の鳴き声も聞こえて来る。

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「夜はもう涼しくなりて虫の声」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

虫の声って、ああ秋だなあ、夜も涼しくなってきたなあ、って感じますよね!
という意味では、虫の声という季語ひとつで、音だけでなく秋の夜の雰囲気やすずしさや風のものがなしさなどを思い出させることができる季語です。
なので、季語に含まれていることを説明しなくても、読んだ人は、涼しい秋の風に乗って声が届いてきているのです。

だからこそ、季語に含まれないことと合わせていく方が得策です。
たとえば、

コンビニの袋はふたつ虫の声
五日間ぶりの平熱虫のこゑ

何か別の光景や物語を出すことができましたし、読んだ人は、ちゃんと虫の声とともに涼しくなった夜を感じてくれます。これが季語の力です。歳時記を読むといろんなことがわかってきます。ぜひ読んでみてください!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「夜はもう涼しくなりて虫の声」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

岸本義仁さん、こんにちは。
御句拝読しました。確かに朝晩は涼しくなりましたね。

さて、俳句は一句に季語一つとなっています。御句では「涼し」と「虫の声」で重なっており、まして「涼し」は秋ではなく、夏の暑さの中でこその涼気をいう夏の季語で、秋の季語である「虫の声」とは噛み合わなくなります。
でも岸本さんのお感じになった気分はおかしなことではないので、それは詠みたい。ということで二つに分けてみたらと思います。

・夜はもう涼しくなりて鳥の声
・夜はもう風の合い間に虫の声

両方とも季語を一つずつにしました。これで出来上がったわけではなくて、ここから推敲をしていきます。どちらも「もう」を入れずに詠みたいと思うのですが、とりあえずこの辺で。

点数: 1

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添削対象の句『夜はもう涼しくなりて虫の声』 作者: 岸本義仁
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