親になるにほひあふれる春を待つ
回答者 イサク
添削した俳句: におう春焦がれる銀杏葉赤は萌ゆる
はじめまして。
お子さん楽しみですね。奥様の息災と、お子様の無事の誕生を祈願いたします。
とはいえ御句ですが、季語は「春」のようですが、季節は秋。語として書かれていませんがあきらかに「銀杏黄葉」や「紅葉」が目の前にあり、そして「萌ゆる」・・・混乱しています。整理いたしましょう。三段切れはスルーします。
1.季節は統一する
春?秋?「春待つ」ならば冬です。
2.事象を詰め込みすぎない
紅葉黄葉はやがて落葉します。そこから春を読むのは難しいと思います。
3.紅葉は「萌え」ません。
変換ミスと思いますが・・・「萌える」のは新芽で、季語ではないですが春を想定して使います。
4.におう春
古語の「にほふ」に意味を寄せているのでしょうか?「におう」のは「土」や「花」にしませんか?こちらも春の意味になりますね。
ということで、ストレートに「眼前の秋に風景に感動する」句か、ご心情から「春を楽しみに待つ」句に作り替えた方がよろしいかと思います。原形がありませんがご容赦を。
点数: 2