俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1449ページ目

「見上げればうららの空にコウノトリ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 見上げればうららの空にコウノトリ

こんにちは。

御句のコウノトリは比喩であると把握しています(間違ってたらすみません。間違っているとアレなのでこれ以上は触れません)

句としては「コウノトリを見ている」という内容になってますので、先に出ておりますが
◆「空」で「鳥」ですので「見上げる」は言わずもがな・・
 (気持ちの句なら「見上げる」が絶対必要!という可能性もあります。その場合、他者からの評価を気にしないなら意志は要るかもしれません)
◆コウノトリのカタカナ表記は避けた方がよかろうとは思います。
 (こちらも、他者からの評価を気にしないならカタカナでもかまいません)

・こうのとり飛ぶような空うららけし

点数: 2

「よたよたと散歩の道のつくしんぼう」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: よたよたと散歩の道のつくしんぼう

こんにちは。

日記俳句としては嫌味のない良い句だと思います。
上五「よたよた」と下五の「ぼう」の雰囲気がマッチしていて良いと思いました。

どこかに出して選を受ける句かというと、おそらく「散歩の道に土筆を見つけた」という句は日本中で何千何万と読まれておりますので、「よたよたと」だけでは届かない可能性が高いです。

とはいえ、上五の「よたよたと」には好感を持てます。句会の互選ではとってくれる人もいそう。
この句はこのままで。

点数: 1

「誰がためにフリージアの香選ぶ君」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 誰がためにフリージアの香選ぶ君

こんばんは。はじめまして。
景品のフリージアの香は入手できたのでしょうか?

俳句については初心者さんだと思います。
という前提で。

季語ひとつ、五七五のリズムはあって、俳句の形にはなっています。
 ここまでは大丈夫です。

ところが・・・!

◆ルームフレグランスの「フリージアの香」は、春の雰囲気はあるものの、「季語のフリージアとは言えないのでは?」という疑問が出ます。
 春に咲く本物のフリージアと違って、人工のフレグランスは年中使えてしまいますから・・・

コメントを詠む限り「ルームフレグランスのフリージアを季語として使う」のは難しく感じます。

これを俳句にするのはいろいろと方法があるのですが、ひとまずひとつ紹介します。
俳句は文芸。報告書でも日記でもないので「事実ではないことを詠んでもよい」という技があります(とはいえウソが多すぎると感動も薄れますが)。

この句に出てくる「フリージア」を「本物のフリージア」を選んでいることにすれば、一旦は季語「フリージア」として成立します。

・誰のため君が選んだフリージア

という感じです。

季語は本物がベストです。一旦、これを覚えておいてください。

引き続きよろしくお願いします。

点数: 1

「花舞いてあらわる風の通路かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 花舞いてあらわる風の通路かな

こんばんは。

「桜」というのは特殊な季語で、傍題のみでなく派生している季語が多数あり、使い分けられています。

「花」は基本的に「咲いている桜」。
この句は「散っている花びら」のようですので、そちらに寄せた季語を使うことをお勧めします。

・飛花舞いて現れたがる風の道

 ↑ 「飛花」と言えば「舞う」不要。など、まだいろいろ推敲できますので、季語の選択含めてご検討ください。

点数: 4

「雨水の日弁当箱の卵焼き」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 雨水の日弁当箱の卵焼き

こんばんは。

◆「雨水の日」の「日」がdayの意味なら、期間を表す季語に「日」と言う言い回しの是非はあると思います。
(例:三月の日ってどうですか?)
 「太陽」という意味なら言い回しは大丈夫ですが・・

◆コメントの取り合わせです。
季語ではない部分「弁当箱の玉子焼き」という措辞が何気なさすぎるため、時期の意味だけが強い季語「雨水」では取り合わせで風景が膨らむことは難しいと感じます。

季語だけ変更を考えるなら、一般的には、その「弁当箱」を開いているのはどんな状況?ということを想像しやすい季語が合いますね。行事季語では説明感が出るので・・

・春日さす弁当箱の卵焼き
・山笑う弁当箱の卵焼き

こんな感じでしょうか?
季語ではない部分に手を付けるのは切りがなさそうなので、ここまでで。

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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