俳句添削道場(投句と批評)

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名月や轢死の猫を照らしをり

作者 秋沙美 洋  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

猫が車に轢かれて死んでるなあ、可哀想だなあ、お月様がきれいだなあ。という体験を詠みました。
某通販サイトの兼題でいくつか作っていて、さあ一晩寝かせて推敲してから投句すっぺ!と思ってたら期日を過ぎるという失態。
9月31日なんて幻だったのだ。

最新の添削

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

月の鏡轢死の猫を照らしをり

回答者 宮武桜子

句の評価:
★★★★★

鳥越様の仰ることも分かります。見た物に正面から向き合う秋沙美様の姿勢も見習わないとと思います。
名月は今までに積み重ねたものが多すぎる気もします。冷徹に現実を見るという視点から鏡を使うのも一案かと思います。

点数: 2

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「名月や轢死の猫を照らしをり」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

こんばんは
これは私的にいただけません。
季語が泣いています。季語はそれぞれに持っている情感がありそれを大切にするべきと思います。
季語以外の部分で思い切っての表現はもちろんいいと思います。先人たちから大切にされてきた季語を今の私たちも大切ならしたいと思います。

点数: 1

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「名月や轢死の猫を照らしをり」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

入れ違いで拙句へコメントいただきありがとうございます。
拙句「右右左」については冒険的挑戦をした句でした。そこで敢えて破調にしました。全体の意味は秋沙美さんや他の方のご推察通りです。
右を重ねたのも取るに足らない理由があるのですが、所詮は選漏れ句で、興醒めするので詳しくはご勘弁を、、、。
重ねてありがとうございました。

点数: 1

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「名月や轢死の猫を照らしをり」の批評

回答者 鳥越暁

句の評価:
★★★★★

こんばんは
コメントのご返信、ご丁寧にありがとうございます。
私は論争とか好きではないので。過去にもこのサイトが荒れて一時離れたくらいです。
なので、私の私見ということでしたら、お聞きください。
名月という季語は基本的に愛でる対象としてある訳です。それぞれの世代で、それぞれの時代に愛でてきました。鑑賞の対象なんですね。
もちろん取り合わせで名月を持ってきている句もあります。それらの句も美しいとか素晴らしいなどの明るいイメージを想起させての取り合わせです。
なので「名」月とされたことにいただけませんとの表現をいたしました。月明かりに照らされている可哀想な対象という景はよいと思います。そこは名月の名句、俳人たちに敬意と、名月という季語に愛しさを感じていただきたく存じます。
月には不気味な雰囲気を感じさせる一面もあります。月を明かした上でのご推敲をお願いいたします。

点数: 1

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添削対象の句『名月や轢死の猫を照らしをり』 作者: 秋沙美 洋
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