俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1451ページ目

「雛まつりけふおとなしきガキ大将」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 雛まつりけふおとなしきガキ大将

おはようございます。

雛祭りだからガキ大将がおとなしい、という因果バリバリの句です。

理由と結果を描きたいならこのままでもよいのですが、
二物とりあわせならば、おとなしいかどうかは想像させた方が俳句らしくなるとは思います。
コメントから措辞をお借りします。

・雛の日のおよばれしたるガキ大将

点数: 2

「春塵やSuicaと杖と受診券」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春塵やSuicaと杖と受診券

こんにちは。

季語「春塵」は「春になると目立つ埃や細かい塵のようなものと、それを見た時の感慨」で、黄砂や砂ぼこりを含みますし、乗り物との相性は悪くない季語です。
「町バス」というモノの映像にこだわらなければ、このままで充分な句になっていると思います。モノを出す順序がいいと思います。

「町パス」というモノの映像描写にこだわるなら、あらちゃん様の「敬老パス」のようにはっきり言わないと見えないとは思いますが、
そうでなければ、このままでも。

点数: 2

「薄氷や花びら一つ閉じこめて」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 薄氷や花びら一つ閉じこめて

こんにちは。

きれいな景ですが、想像の景でしょうか?実景でしょうか?

◆一見で気になったのは、季語「薄氷」に「閉じこめる」という動詞です。
 季語「薄氷」は「冬の間は厚く張ることが多かったが、季節が進んで冬ほどは厚く張らなくなった(薄くなったと感じる)氷」。つまり、【冬の氷】と比べればすぐ解けてしまったりすぐ割れてしまうような氷が春の「薄氷」なので、「閉じこめる」という強い描写が似合わないように感じました。

◆単に「花びら」と言われると桜の花びらを想像しますので、この句だけなら「桜の時期の冷えこみ」つまり「寒の戻り」「花冷」の時期の「薄氷」のイメージで受け取りました。ここは俳人により異なっていても大丈夫な部分。

◆「一つ」の是非はありますが、「一枚だけ」を強調したいなら数詞は入れるしかないですねぇ・・・

・一枚の花びら入りて薄氷

点数: 1

「偉作てふ先達ありて春の道」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 偉作てふ先達ありて春の道

ヒッチ俳句

あーすみません、これはお気をつかわせてしまったようです

しらばっくれたいのでややこしい物言いをしなければならないのですが、
「先達」ではなく「俳句でつながっている友人」つまり「句友」だと思います。ちょっと偉そうにしてるかもしれませんけどね・・

点数: 2

「三月やクロスワードの空いたマス」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 三月やクロスワードの空いたマス

こんばんは。

取り合わせの距離感はこれぐらいでいいと思います。
コメントに「心残り」というテーマで置いたとありますが、普通はそういう「理屈」で季語を置くと「近い」距離になりがちですが、この句はそこまで近すぎはしないと思います。

初読で気になったのは「空いたマス」
話し言葉なら通じそうですが、文字で「空いた」置くと、動詞「空く」の過去あるいは完了、つまり「埋まっていたものがなくなって空いた状態」と感じてしまいます。

クロスワードなので、正しい意味は「空いているマス」ですよね。
「空いた」ではない単語に言い換えたい気がします。

・三月やクロスワードに埋まらぬマス

さらに説明を排除していくなら

・三月やクロスワードの文字ひとつ

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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