俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1433ページ目

「風呂屋には風呂屋ともだち暮の冬」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 風呂屋には風呂屋ともだち暮の冬

再訪です。ひとつだけ

あの「俳句季語辞典」は、
◆俳人が誰も監修しておらず、
◆N先生自ら、あまりに酷いので記述を差し替えさせたことがある、
というコーナーです。

あの「俳句季語辞典」は参考程度にして、歳時記で裏付けをとった方がよろしいかと思います。

点数: 2

「みづいろのみづいろよりも冬の空」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: みづいろのみづいろよりも冬の空

おはようございます。

初読で意味がわかりませんでした。
たぶんですが、「みづいろ」と「みづいろ」を比べているように見える点と、「みづいろのみづいろよりも」の後に省略されている措辞が想像できなかったからだと思います。

コメントを見てやっと、一物に近い季語を説明している句だということは理解しました。ですが結局、この句の「冬空の色」は想像できず。
理由は「みづいろよりもみづいろ」つまり「最上級のみづいろ」と言いたいのか、「みづいろよりもきれいな少し違う色」と言いたいのか、句意の着地点を迷ってしまうのだと思います。

さらに原因を探ると、この句でヒッチ様の出したい【色】は、ヒッチ様の中で明確なのでしょうか?
ヒッチ様の中でも「どう描写していいかわからない」どことなくぼんやりしているように感じます。それは「受け手に任せる」とはなりにくいです。受け手でも映像がぼんやりしてしまうことになりますので。
【色】をヒッチ様の技術で描写しきった上で受け手の想像に任せるならアリです。もしそれをしっかり意識して作っていたのならすみません。

で、提案句です。
句には「みづいろ」という単語以上の色の情報がありませんので、多少別のことばで補います。

「最上級のみづいろ」と言いたいなら
・冬麗や空のみづいろうつくしき

「みづいろと少し違った美しい色」と言いたいなら
・冬空のみづいろよりもうつくしき

以上のパターンなら、句の前半で先に「空」という風景を見せてしまった方がいい気がしますね。

・そらいろと呼ぶべし冬の空のいろ

点数: 2

「円陣のオーと散り行く寒雀」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 円陣のオーと散り行く寒雀

こんにちは。

句と、前の句のコメントを拝読しました。
(前の句のコメントに戻るのはそれなりに手間なので、同じコメントを入れて頂けると助かります)

◆「散り行く」が小さな山本山になっていて、円陣が散り行くのか、寒雀が散り行くのかわかりませんでした。
 そのため、「寒雀が円陣を組んでオーと言った」という擬人化?という誤読もありました。

「人間の(スポーツの)円陣がオーと掛け声をあげた」という意味は確定させたいところ。「行く」は連体形も同型なので、ここを変えて明確な切れを入れたいです。

・円陣の応と散るなり寒雀

本当は

・円陣の「オー」と散るなり寒雀

という風にカギ括弧を入れたいのですが、このサイトはできませんものね。

点数: 3

「撫牛のまどろみ覚ます受験の手」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 撫牛のまどろみ覚ます受験の手

こんばんは。

「撫で牛のまどろみ」こちらは牛の像がまどろんでいるという擬人的な比喩。
「覚ます受験の手」こちらも「受験」という言葉を擬人化しているような表現になっています。
比喩に比喩を重ねるのは成功しにくい形ではないかと思います。

コメントからお言葉を拝借します。

・受験子の手や撫で牛を撫でまくる

全く関係ない話ですが、去年、撫で牛の句を某所に投句しています。まだ結果が出ていないので、どこかで見ても驚かないでくださいね

点数: 0

「三寒も四温も母の腕まくり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 三寒も四温も母の腕まくり

こんばんは。

なるほどなお節、という句です。
三寒四温は分割しても同じ季節「晩冬」の季語なので、この用法でも成立してますね。

これはこれで良いのですが、イサク的には「~も~も」と作為を出さずに淡々と描写したくなります。

・三寒の四温の母の腕まくり

あるいは、「~も~も」を生かすために後半の言い回しを変えるか

・三寒も四温もまくる母の袖

点数: 7

イサクさんの俳句添削依頼

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