俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1432ページ目

「山肌の柿色が告ぐ衣替え」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 山肌の柿色が告ぐ衣替え

おはようございます。はじめまして。
初心者さんとお見受けします。

明確な季語が入っていない、あるいは季節を間違えている句になっています。

◆「更衣」(ころもがえ)は初夏の季語で、意味は「旧暦4月頃、冬から春に着用していた衣を夏物に替えること」です。
 「山肌の柿色」で「紅葉・枯葉」のことを比喩しているようですが、こちらも比喩だけになっていますので季語になりきれず。
 「柿色」は色の名前のことだと思いますので、こちらも季語「柿」とは異なります。
 すべて季節感はありますが季語とは言い切れず。

 「後の更衣」(のちのころもがえ)で「旧暦9月~10月頃、夏衣から秋、冬物に着替えること」という晩秋の季語になりますので、句意をそのままにして季語だけ入れるならこれでしょうか。
 「後の」の三音を入れるために、どこかを省略します。「山肌」はどうしても「植物が生えていない山」のイメージがつくこともありますので、「肌」を外してみます。

・柿色の山告ぐ後の更衣
ちょっと窮屈ですね。「柿色」を推敲して、他にやりようがありそうです。

あるいは、「紅葉」をはっきり入れて、「衣替え」をあきらめるか。
この場合「紅葉山」という季語なら五音で済むので、他にいろいろやれることが増えます。増えすぎて改作になりますがひとつ入れておきます。

・二人して服替えてゆく紅葉山

点数: 0

「寒雀横目に見るは子の姿」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 寒雀横目に見るは子の姿

おはようございます。

上五「寒雀」なのですが、「横目に見るは」で突然【自分】が主役のように自分の動作が出て来るのが気になりました。
そして着地は「子」。
句の主役がふらふら入れ替わって、焦点がボケたように感じます。

コメント拝見しました。
子のことを入れたいなら「寒雀」とは別の句として「着ぶくれ」という季語で詠んだ方がよいような・・
一句には十七音しかありません。季節感のあること全て言おうとすると大抵破綻しますので・・

ということで、それぞれを主役にして提案句です。
コメントから少しずつ言葉を拝借します。

・まんまるな吾子に似たるや寒雀
・雀らと揃ひて吾子の着ぶくれて

点数: 2

「風呂屋には風呂屋ともだち暮の冬」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 風呂屋には風呂屋ともだち暮の冬

こんにちは。

この句は軽妙でいいですね!
上五中七のリズム感、リフレイン、どちらも好きです。

上五中七の良さと比べると、ヒッチ様と近い意見で下五季語「暮の冬」が気になります。
◆「暮の冬」歳時記にない造語季語っぽいわけですが、「暮の春」「暮の秋」の意味・本意と比較してもどう捉えたらよいのか・・
 釈迦に説法ですが、春・秋は古来待たれ、惜しまれる季節なのですが、冬は一般的にそうではないので・・(最近はウィンタースポーツなど「冬惜しむ」の句も多いようですが)

話がそれました。
下五、季語のチョイスこだわるのもアリな気がしますね。時候季語が楽ですが、いろいろ試したくなるところ。

・風呂屋には風呂屋ともだちコート脱ぐ

今から入ろうとする風景になりました。

点数: 2

「七輪やこれぞ止まり木寒雀」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 七輪やこれぞ止まり木寒雀

こんにちは。

もともと「寒雀」という季語には食材の意味があったようです(諸説あるかもしれません)ので、それが正しければ、ある意味古式ゆかしき季語の使い方ですね。

三段切れが気になりました。

・七輪を留まり木とせよ
・七輪へ留まれや留まれ寒雀

点数: 3

「オリオン座南へゆくや帰路暗し」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: オリオン座南へゆくや帰路暗し

急ぎ某番組について・・(「干鱈」で理解しました)

1週目
月曜:季語が違う、季重なり、五七五の間を空けているなどの句
 他お便りと、お便りにくっついて句が読まれることも
火曜:俳句として形をなしているもの
水曜:才能アリ
木曜:お便り・話題+句
金曜:永世名人クラス

2週目
月曜:お便りと、お便りにくっついて句が読まれることも
 1週目同様、イマイチな句が読まれることもある
火曜:1週目よりも才能ありに近い句が紹介されている気がします
水曜:才能アリ
木曜:お便り・話題+句
金曜:永世名人クラス+天

虎の巻:テーマによって紹介句が変わる。基本的にお便り+句。

こんな感じです。

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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