「子守歌おぼろ気なるや卵酒」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 子守歌おぼろ気なるや卵酒
こんばんは。
類想感よりも、リズムの三段切れ感と、「や」があるにもかかわらず若干の山本山感が気になりました。このふたつの原因は近いところにありそうです。
山本山感が出る理由は「倒置として解釈できる形だから」です。三段切れもその理由に一役買っていると思います。
要するに単語と単語の繋ぎを明確にすれば、自然と三段切れも山本山も解消するわけで・・
・字余りして助詞を補う
⇒子守歌のおぼろ気なるや卵酒
⇒子守歌はおぼろ気なるや卵酒
・語順・助動詞・助詞の工夫
⇒おぼろ気に聞く子守歌卵酒
⇒卵酒吾におぼろ気の子守歌
他には措辞「おぼろ気」「子守歌」の言い替えなど、推敲ポイントだと感じました。
・子守歌など夢に見て卵酒
点数: 2