俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1349ページ目

「三拍子踊るハサミの望潮」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 三拍子踊るハサミの望潮

こんにちは。
他の方と違ってしおまねきのサンバとは受け取れませんでした。
原曲もサンバのリズムも三拍子ではないので・・・ここは作句者の意図ではないので、どうでもいい話です。
むしろシオマネキ本来の動きは二拍で、サンバと思えばサンバです。それも雑談なので置いておいて。

◆御句、一物なので必ず季語「望潮」を自分なりに説明する形になります。断定はできませんが、風景を担保する意味で上五に「望潮」を置く方がいいかも?
◆この句では「招く」を外す推敲は正解だと思います。
◆「三々七拍子」というのは句からは全くわかりませんが、「三拍子で踊る」と断定するのはアリだと思います。
◆「ハサミ」は不要というよりは、この三音を別のことに使いたいです。たーとる様は「可愛い」と評価していますが、ここで「ハサミ」と出してしまうのは「こどもの作る俳句」のように見えてきます。
 格調高く、とか言うつもりは全くありませんが、「望潮踊る」でハサミだろうとは思うと思うので・・・

前の句のコメントを尊重して提案句を置くと・・・

・望潮踊る三三七拍子

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「近づけず傘から滴り肩濡れる」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 近づけず傘から滴り肩濡れる

こんにちは。はじめまして。よろしくおねがいします。
初心者さんですね。
【五七五に収めよう】【季語を入れよう】という心意気は感じます。

ここからの工夫としては、まずは大きく二点。
◆その1 報告にしない
 「近づけなくて傘から水滴が落ちて肩が濡れた」と、普通の文章にすぐに直せてしまいます。この時点で、「詩」っぽくなく、「報告」っぽいなあと思います。
 なので、「詩」「俳句」にはどうしたらいいか。
 余計な説明を省く、とか、語順を変えてみる、とかありますが、そこはおいおいと。
◆その2 季語は大事に
 「滴り」は、たーとる様からあるとおり、山や森の植物に滴る水滴の季語です。
 雨の日に傘から滴る雫は、年中ありますものね。これでは季語としてうまく働かず、季節がわからないです。
 雨で濡れるならば、別の季語にした方がいいですね。

あとは、受け手に委ねるところもありますが
◆「近づけず」でこの句は相合傘とわかるのかどうか?
 私はわかりませんでした。
 「お互いに傘を持っていて、傘が邪魔で近づけない」ということかと思いました。
 この「相合傘とわかるかどうか」というのはこの句で非常に大事なところです。遠回しに言わずに【相合傘】と書いてしまうのをお勧めします。
◆幸せなのか、緊張なのか、不安なのか
 選ぶ季語によって、句から受けとる二人の気持ちが変わってきます。
 「付き合いたて」なので、私ならなんだかんだと幸せな二人をイメージさせたいと思います。とすると温かさを感じる季語を・・・

ということで下に提案の句。中七下五はたーとる様と一致。季語だけ違います。

・春雨の相合傘に濡れる肩

上五は「春の雨」と名詞で置いて、そこで一旦切ってもいいですね。

次をお待ちします。

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「春愁のビスクドールの眼の碧し」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春愁のビスクドールの眼の碧し

こんばんは。

上五季語のパターンしか出ていないので、下五パターンだけ置いて去ります。

・碧き眼のビスクドールや春愁ふ
・碧き眼のビスクドールへ春愁ふ

類想を気にしなければ、どれでもありではあります。

点数: 0

「リスザルにメガネひったくられて春」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: リスザルにメガネひったくられて春

おはようございます。

「リスザル」日本には野生ではほとんどいないはず・・・というか調べたら南米生息・・・さすがにと思って調べたら【リスザルの森】これかな?

南米に行ったつもりで、句はこのままいただきます。

点数: 0

「鳥の巣を大きく描いた鳥飛んだ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 鳥の巣を大きく描いた鳥飛んだ

こんばんは。

この句、私にはちょっと難しくて・・・
コメントの「リズムと雰囲気だけで詠みました」この説明がまさにしっくりくるのですが、ここへげばげば様の解釈が入って「なるほどねえ・・・」と。
俳句は(俳句だけではないですけど)「詠み手と受け手がいて成立する」「人前に出したら作者の手を離れる」とはよく言ったもので。
まだまだ迷走中の自分を感じますです。勉強になりました。

点数: 0

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