俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1349ページ目

「人生の始まりを告げる夏の蝉」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 人生の始まりを告げる夏の蝉

こんにちは。初めまして。よろしくお願いします。

意思表示の句、というわけですね。
この句はこの句でお残しになってよいかと思います。

一点、中八の字余りのリズムが気になりますね。
中七の字余りは上五、下五と比べてリズム感が乱れやすいです。

簡単に音数を手直しするならば助詞の省略という手があります。

・人生の始まり告げる夏の蝉

ですが、この「始まりを告げる」というのが、作者がこう思ったよ、と説明しようとしている言葉です。
ここをどうにかして、「詩」の言葉にしたい、というのがあります。

あと「蝉」だけで夏の季語になりますので、「夏の蝉」とはほとんど使いません。
「夏の」は別の言葉に言い換えた方がいいですね。
今回はよく使われる「蝉時雨」を使ってみます。

ここから、テクニック論ではいろいろできるのですが、
まずはコメントの言葉をお借りして、気持ちに正直に書いてみます。

・人生はこれからなるぞ蝉時雨

点数: 0

「静けさや伏見稲荷に薫る風」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 静けさや伏見稲荷に薫る風

こんにちは。

厳しくしてくださいということですが、この句は悪くないと思います。

「静けさ」に対して季語「薫る風」の響き合いはまだまだベストマッチの季語がありそうな気もしますが、動かない季語を提案するには、もっと歳時記を深く探ってみないと・・・

・静けさや伏見稲荷に夏の風

点数: 0

「ふるさとの電信柱夕日影」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: ふるさとの電信柱夕日影

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。

無季ですね。下五を季語にすることをお勧めします。

・ふるさとの電信柱秋夕焼

点数: 0

「イヌフグリはらはらこぼれる指の先」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: イヌフグリはらはらこぼれる指の先

こんにちは。

まず、失恋の句だ!と言い切ってしまうと季語「いぬふぐり」が比喩になってしまいます。

そうではなく、「いぬふぐり」の光景をしっかりと見せた上で、見立てとして失恋であることをはっきり言うか、もしかしたら恋愛の句かもしれないと思わせる程度にするか、どっちかでしょうね。

・いぬふぐり彼の気持ちのこぼれゆく
・いぬふぐり吾の心ごとこぼれけり

点数: 0

「空ひとつグループラインの良夜かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 空ひとつグループラインの良夜かな

こんにちは。

生活の人、道場の佳作、おめでとうございます。
特に生活の「炎天へ落ちゆく」という措辞が良かったです!

この句は、いろいろ考えてみましたがいずれにせよ字余りしそうですねぇ・・・
「空ひとつ」という言い方に若干の違和感を感じました。

添削と言うよりは一つの提案ですが

・同じ空良夜のグループラインかな

点数: 0

イサクさんの俳句添削依頼

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