俳句添削道場(投句と批評)

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人生の始まりを告げる夏の蝉

作者 こんぺいとう  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

この夏は自分自身の事をよく考えた時期でした。
そこで私思ったんですよ。
私の人生まだまだこれからなんだと。
今私が何を失敗しようが、何が成功しようが、そんなものは通過点に過ぎないんだと。
そんな事を考えたこの夏でした。
そこでこの俳句です。

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「人生の始まりを告げる夏の蝉」の批評

回答者 なおじい

こんぺいとうさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。いいですねー。おいくつかは存じ上げませんが、人生これから。素晴らしい。

御句、そういうことであれば、二点手直ししたいです。

その1
「人生の始まりを告げる」、これは違いますね。始まりというのは、今までに何もない、まだ始まっていないということです。それは嘘でしょう。
大変失礼ですが、もう何十年か、人生過ごしていらっしゃいますよね?

しかし、「人生これから」というと話は違います。よく、芝居や落語でもスポーツの試合でも、「ここからが面白い」「これからですよ、面白いのは」というようなことを言いますよね。
あれと同じで、とりあえずそこまでは確かに話は進んでいたけれど、本当のドラマが始まるのはこれからだという意味です。

ですので私はこう提案させていただきます。

・人生はまだこれからさ蝉時雨

その2の「夏の蝉」は言わずもがなです。

これからの人生、楽しからんことをお祈りしています!

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「人生の始まりを告げる夏の蝉」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。初めまして。よろしくお願いします。

意思表示の句、というわけですね。
この句はこの句でお残しになってよいかと思います。

一点、中八の字余りのリズムが気になりますね。
中七の字余りは上五、下五と比べてリズム感が乱れやすいです。

簡単に音数を手直しするならば助詞の省略という手があります。

・人生の始まり告げる夏の蝉

ですが、この「始まりを告げる」というのが、作者がこう思ったよ、と説明しようとしている言葉です。
ここをどうにかして、「詩」の言葉にしたい、というのがあります。

あと「蝉」だけで夏の季語になりますので、「夏の蝉」とはほとんど使いません。
「夏の」は別の言葉に言い換えた方がいいですね。
今回はよく使われる「蝉時雨」を使ってみます。

ここから、テクニック論ではいろいろできるのですが、
まずはコメントの言葉をお借りして、気持ちに正直に書いてみます。

・人生はこれからなるぞ蝉時雨

点数: 0

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添削対象の句『人生の始まりを告げる夏の蝉』 作者: こんぺいとう
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