俳句添削道場(投句と批評)

利尻さんの添削得点の高い順に並んでいます

鉄橋の月日庇ふや糸柳

回答者 利尻

添削した俳句: 橋梁へ迫る糸柳の一枝

ハオニー様
素晴らしいと思いました。

愚考乍ら

鉄橋に寄り添うように枝垂れ柳があり

鉄橋を渡る貨客の営みや人工物である橋の廃れを庇護するような柳の様

そして

柳もまた限りある命であることを

庇う という動詞に込めた次第です

点数: 3

海の日や埠頭見巡る猫の髭

回答者 利尻

添削した俳句: 海の日や猫の詰め寄る港町

<<原句>>

海の日や猫の詰め寄る港町

何時かテレビで見たことがある猫島の港を想いました。
猫がひたひたと集まる様子が「詰め寄る」という表現でリアルに楽しく描かれています。

<海の日>の季語は、拡がりある爽やかな休日を想起させますが、明治天皇巡行に始まる
海洋国としての自覚の歴史を含んでいるようです。

猫が詰め寄るよるという素晴らしい描写は、他の季語で活かせると思いました。

また、猫が詰め寄る距離感と港町のサイズ感に少し違和感を感じました。
詰め寄っている場所は岸壁とか港かな?

全く僭越ながら
1)季語を匂わす
2)海の日のような大きな季語には逆にディテールを描写する

というようにしてみました。

<<添削例>>

海の日や埠頭見巡る猫の髭

 明治天皇のひげと巡行を少しだけ重ねてみました。

原句の選句結果につきましては、猫と港は様々な季語と取り合わせた句も多く
選者の記憶にあったとすれば、少し不利たっだのかもしれません。

寒月や猫の夜会の港町
猫の眼に海の色ある小春かな
島猫が皆くしゃみする野分あと
魚臭き港の猫や夏日暮

点数: 3

春雨やずぶずぶ埋まる永田馬場

回答者 利尻

添削した俳句: 春雨や空に転がる政

ワイス様

これはっ「政治空転なう!」ということですよね。

春雨で永田の馬場がずぶずぶで動かないじゃん としてみました。
ずぶずぶは忖度の意
永田馬場は永田町の由来です。

点数: 2

指切りの行方浮かせてしゃぼん玉

回答者 利尻

添削した俳句: しゃぼん玉時計の針と指切りと

はじめまして

指切りの行方待つ午後しゃぼん玉

白井様の想いに近づいていますかどうか?

点数: 2

利尻さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

六曲一双バラック並べ杜若

回答数 : 4

投稿日時:

紅き傘借りて春雨朝ぼらけ

回答数 : 4

投稿日時:

カブトムシ今夜はいるよ水銀灯

回答数 : 3

投稿日時:

あの凧のしなりて弟有頂天

回答数 : 4

投稿日時:

指で狩り雲に虚ろふ桜かな

回答数 : 11

投稿日時:

利尻さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

ハンモック涼しく揺れる昼下り

作者名 翔子 回答数 : 2

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多様性しこうして其は猫の恋

作者名 こま爺 回答数 : 6

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少女きて金魚の墓に花を挿す

作者名 久田しげき 回答数 : 2

投稿日時:

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