俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

橋梁へ迫る糸柳の一枝

作者 ハオニー  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

鉄路、車窓など旅行に関する言葉を含む句の多いハオニーです
今回は4月の一人旅のときに印象に残った景色と、季語「柳」で一句

綺麗な形に整ったイトヤナギから、一枝だけはみ出して力強く伸びているようでした
そのはみ出した方向に鉄路の橋(橋梁)がありました
そこを描写しました

違う読みも誘導しているかもしれません
作者の立ち位置が違うかもしれません
動詞「迫る」も違うアプローチがあったかもしれません

そして、「一枝」は「いっし」と読むことを期待しています
しかし、「ひとえだ」と字余りで読む人が多いのではないかと懸念しています

ある程度問題点を自分でも探しだしたのですが、自分の客観視よりも他人の意見がほしくなりました
ご意見なんでもお待ちしております

最新の添削

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 ねぎみそ

ハオニー様、「茅渟の海」の句に添削を有難うございます。

遥かまで見通しのきいてきたことに夏の始まりを感じたと言いたかったので「目路」を使いましたが、「目路遥かなり」は随分遠くに見えるという意味で「なんと遠くまで見通せるのだろう」の意味にはなりませんね。言葉の使い方がまず間違っていたと思います。
それよりも 遥かに見えることそのものを読めば「なんと遠くまで見通せるのだろう」という驚きも同時に伝わるのかと添削の句を見て良く分かりました。
有難うございました。

点数: 1

添削のお礼として、ねぎみそさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 東次郎

こんにちは、何時もお世話になって居りますm(__)m

ワイドの映像からズームの映像への流れが見事で、淀みない語順が素晴らしいですね

きちんと二部一章で、中七の切れと一枝(いっし)の読み方も勉強になりましたm(__)m

点数: 4

添削のお礼として、東次郎さんの俳句の感想を書いてください >>

鉄橋の月日庇ふや糸柳

回答者 利尻

ハオニー様
素晴らしいと思いました。

愚考乍ら

鉄橋に寄り添うように枝垂れ柳があり

鉄橋を渡る貨客の営みや人工物である橋の廃れを庇護するような柳の様

そして

柳もまた限りある命であることを

庇う という動詞に込めた次第です

点数: 3

添削のお礼として、利尻さんの俳句の感想を書いてください >>

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 塩豆

いつもコメントありがとうございます!
他の添削者の言葉を借りれば「視角スケールを意識した語順」になっているということで、こういったテクニックもあるのだなと勉強になりました。
切り取ったシーンも着眼点も類を見ず、やはり流石だなと思いました。
特に直すべきところはないと思います。

この俳句で意見の別るところがあるとすればやはり「迫る」でしょうか。糸柳が橋梁の近くまで垂れる様子をどう表現するかがこの俳句において非常に難しいポイントだと思います。これを「橋梁に迫る」とするのは少し大袈裟かもとは思いました。しかし、「いやいや、これでいいのだ」という方も多そうなので「迫る」も最高の表現の一つなのかなと思います。

点数: 3

添削のお礼として、塩豆さんの俳句の感想を書いてください >>

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 かぬまっこ

今日は👋😃「迫る」が利いていると思います。「一枝」の着地もいいと思います。切れを入れてみました。

🔷一枝の迫る橋粱糸柳

一枝は「ひとえだ」と読ませました。

点数: 2

添削のお礼として、かぬまっこさんの俳句の感想を書いてください >>

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 腹井壮

ハオニーさん、こんにちわ。いつも御世話になります。かぬまっこさんの御指摘と同様切れがはっきりしないのは気になりますが着眼点もいいですし、東次郎さんの仰る通り脳内の視覚スケールを意識した語順になっています。だからこそなのですがこの語順で既に読者の脳内には橋梁のから始まり一枝まで映像が「迫って」いるのではないかと思うのです。そうすると「迫る」という動詞が必要かどうか読者によって意見が別れそうな気がします。私自身ここで「迫る」が必要かどうか判断に悩みますね。参考になれば幸いです。

点数: 2

添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>

汽車へ迫む柳の一枝逞しく

回答者 トーマ

ハオニーさんの俳句を拝読しました。
皆さんが句の素晴らしい点を仰っている様なので、敢えて着眼点を変えた句を提案させて頂きます
解説を拝見しますと糸柳の力強さを表現したいのだと感じられました
そこで橋梁に迫るのではなく汽車に迫るとした方が糸柳の力強さ、必死さなどが表現できるのではないでしょうか?
また柳の力強さを「迫る」として読者に委ねた表現にするより逞しくと言い切った方がより筆者の良い意味での主観性が入ると思います
もちろん元の句でも十二分に素晴らしいということは割愛させて頂きます

点数: 2

添削のお礼として、トーマさんの俳句の感想を書いてください >>

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 輝久

ハオ二ー様、おはようございます。

以前「母の日」の句に感想有難うございました。
時間差でもう一度見直して見ましたら、

「母の日を知りて」・・・「母の日と知りて」  (を)と(と)の一文字で
意味が違ってくる事を実感しています。

点数: 2

添削のお礼として、輝久さんの俳句の感想を書いてください >>

「橋梁へ迫る糸柳の一枝」の批評

回答者 かぬまっこ

ハオニー様✨茅花流しは天文で南風ですか❗私はてっきり茅花で植物と思っていました。歳時記にもありました。流石ですね。
ありがとうございました✨🎵😃⤴⤴

点数: 1

添削のお礼として、かぬまっこさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

C群にC群なりの日向ぼこ

作者名 卓鐘 回答数 : 12

投稿日時:

満天の星空仰ぐ藍浴衣

作者名 山田優 回答数 : 4

投稿日時:

風吹くや急ぎ飛び立つ稲雀

作者名 久田しげき 回答数 : 2

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『橋梁へ迫る糸柳の一枝』 作者: ハオニー
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ