俳句添削道場(投句と批評)

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平成の最後の梅雨や始まりて

作者 白井百合子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

もう少しすると毎日雨になるなあと思い詠みました。

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「平成の最後の梅雨や始まりて」の批評

回答者 ハオニー

「や」の位置は私はあまり得意な内容ではないのです...
しかし、得意な人には負けていられません

どこで切れをつくるかは相当悩むところです
考えなしに切ると、絶対に後悔します

塩豆様のように、「切れをつくらない」決断というのも味があっていいと思います

そして塩豆様のおっしゃる通り、「始まりて」より「始まりぬ」の方が絶対にいいです
塩豆様に自信がどれだけあったのかは私ごときには分からないですが、私はそれが最高の策だと支持します
「始まりて」だと、下に何が続くのだろうと想像させることになります
それよりは「始まりぬ」で最後の梅雨の始まる雰囲気、余韻を演出する方がいいのです

「切れ」の話に戻りましょう
切れをつくるとすると
1.平成や最後の梅雨の始まりぬ
2.平成の最後や梅雨の始まりぬ
3.平成の最後の梅雨や始まりぬ

この可能性があります
私は2番が詩があって好きです
「平成の最後」ってどういうことだろう?
という謎を考える時間があることに好感を覚えました

1番や3番だと、どういう梅雨なのかを説明している感じがします
2番だと説明的になっていません
あくまで「平成の最後」と「梅雨の始まりぬ」の間に何か関係があると思わせているだけです

「切れ」の位置で俳句が変わるというのを分かっていただけたなら、俳句の真髄に一歩近づけたということです

点数: 5

添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>

「平成の最後の梅雨や始まりて」の批評

回答者 塩豆

お世話になります!塩豆です。
改元は来年の五月一日だったと思いますので、そう言えばそうなのかという心地よい些細な発見をできました。
気になったのは「梅雨や」として切れを作っているところです。好みの問題もあると思いますが私ならここは切れを作らずスッと読み手に伝えたいところです。

平成の最後が梅雨の始まりぬ

とでもします。「最後が」としたのは「の」が連続してしまうのを避けるため、そして「最後」という情報をすこし際立たせるためです。また、座五も内容から終止形で終わった方が個人的にしっくりくるので、「始まりぬ」としました。
参考になれば幸いです!

点数: 4

添削のお礼として、塩豆さんの俳句の感想を書いてください >>

「平成の最後の梅雨や始まりて」の批評

回答者 腹井壮

百合子姐さん、こんばんわ。いつも御世話になります。さすがに実作に慣れた実力者達はすぐに切れの位置を探りますね。三者三様ですがそれぞれの御意見も添削案も素晴らしいと思います。その中でもハオニーさんの二番目の添削案は秀逸です。名句に生まれ変わったと思います。

点数: 3

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