俳句添削道場(投句と批評)

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「夏空や飯とかっこむ上ロース」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 夏空や飯とかっこむ上ロース

渡邊さんお疲れ様です。素晴らしいゴールデンウィークをお過ごしですね!
御句は季語5音+フレーズ12音な基本の型を意識しているのと、「上ロース」という焼肉屋とわかる上手いフレーズが良いですね。この句のままなら某俳句番組でも70点添削なしとなりそうです。

ただ、たーとるは最後に上ロースが出てくるとロースにアップがいってしまい、折角の勢いが少し削がれているように感じました。ここは「かっこむ」で締めるべきかなと。
→夏空や飯と上ロースかっこむ
→夏空と飯と上ロースかっこむ

あと、「夏空」だとゴールデンウィークには早すぎるので「夏来る」「夏近し」に変えるのも良いでしょう。
総じて、これまでの渡邊さんの句ではかなり良句と思います。次回も是非。

点数: 1

「葉桜やかのとき落つるがなかりせば」の批評

回答者 たーとるQ

添削した俳句: 葉桜やかのとき落つるがなかりせば

浪人生さん始めまして。たーとるともうします。
御句は気合が入りすぎてて空回りしているパターン。もしや「世の中に絶えて桜の無かりせば」のリスペクトでしょうか?

お二方が仰ってますが、葉桜というのは桜が散った後のネガティブなイメージを示す季語では決してなく、自分の桜が散った事とかけているのも伝わりにくいです。
またテクニック的な問題として「つるがなかりせば」と平仮名が続くので読み手が混乱しそうなのも懸念事項でしょうか。
桜は少し諦めて、意味もひとつにするならこうでしょうか。本意と違ってたらすみません。
・春惜しむ然れど我が勉学はなほ

次回の句も勉強熱心な一句をお待ちしております!

点数: 0

「颯々と駆ける坂道あと一歩」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 颯々と駆ける坂道あと一歩

鰐渕颯さん、こんにちは。
御句拝読しました。
なんとなく気持ちのいい爽やかな句だとは感じます。なぜって、颯が重なっているのですから(笑)。「さっさつ」と読むのですかね。

御句、確かに季語がありません。颯々が季語っぽいですが、違うみたいです。
また、何が「あと一歩」なのかわかりません。

この道場では、コメント欄がありますから、「こんなことを言いたくてこのようにしましたが、伝わりますでしょうか?」とご自身のコメントを書き入れることが出来ます。そのほうが自分の知りたいことを知ることが出来ますし、添削もしやすいです。
ちょっとご検討ください。

点数: 1

「夏めくや猫の鼻さえ乾きたり」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 夏めくや猫の鼻さえ乾きたり

さつきさん、こんにちは。作句好調ですね!

御句拝読しました。よく、犬の鼻が乾いていたら病気だとは聞いたことがありますが、私は猫ちゃんを飼っている時も、あまり鼻が乾くとかは意識していませんでした。やはり、暑いと乾くのでしょうか?それは病気ではないのですか?
「猫の鼻さえ乾く」とおっしゃっていますから、普段は余程のことがないと乾かないのですね。

御句、私がえらそうに申し上げるのもなんですが、夏めいてきたので猫の鼻が乾いた、という叙述的説明報告文になっているような気がします。

つきましては、次のような形はいかがでしょうか。

・夏めくや乾きがちなる猫の鼻

変わらないか…。

点数: 1

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