俳句添削道場(投句と批評)

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扇風機君との距離を見守りて

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 扇風機君との恋を見守りて

百合恵寿様、初めましてこんにちは。季語は扇風機ですね。句意に二人の恋とありましたが、もうお付き合いされている様子ですか?『君』という言葉は、好意を抱く男女に使えるので、『恋』は別の言い方が出来ると思います。片思いの様子であれば、距離とすれば二人の関係性に動きが出ると思います。参考にしてください。

点数: 4

鍬の柄に止まる蜻蛉の二十匹

回答者 ハオニー

添削した俳句: 鍬の柄にとんぼや羽を下向けて

切れ字「や」が機能していない理由が分かりました

鍬の柄に止まっているトンボ
→トンボが羽を下に向ける

ここからは「とんぼ」の何に感動したかがよく分かりませんから、音数合わせがメインにされた切れ字「や」に見えるんです
鍬の柄にとんぼ
で既に体言止めという名目の切れが入っているとも言えます

取り合わせをやるとしたら
鍬の柄に来る羽音やギンヤンマ
なんてこともやれるのですが、これは描写よりも感情が前に出ていますね

「羽を休める」とまで音数を使わずに、蜻蛉の規模を入れることも可能です

鍬の柄に止まる蜻蛉の番かな
鍬の柄に止まる蜻蛉の二十匹

などいろいろと試せます

蜻蛉は1匹?
と気になったので、そこから疑ってみました

点数: 1

蔓草も墓場となりてすがれ虫

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 蔓草の中に集いてすがれ虫

すがれ虫という季語を知りませんでしたので勉強になりました。すがれ虫の小さな鳴き声を詠っておりますので、『集いてすがれ虫』では、大勢で最後に頑張って大声を出している様子が見えてしまいます。私だけでしたらすみません。ですので大須賀一人様御指摘のとおり老いる様子が句意にはあっていると思います。

点数: 3

秋空と海碧くして鳶一羽

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 海面に羽ばたき飛んで秋の鳶

『海面に羽ばたき飛んで秋の鳶』
海面というくらいですので海スレスレですね。そこから上昇飛行を行った鳶の様子ですね。僭越ですが、数点、まず季語ですが、『秋の鳶』という季語はありませんので、鳶に秋をつけなくても良いと思います。秋の鳶特有の行動があるとすれば、ありですが、また、羽ばたき飛んでの中七ですが、飛んでは切ることが出来ると思います。

点数: 4

手直しの必要はございません

回答者 ハオニー

添削した俳句: 縁談やのらりくらりと林檎剝く

縁談がまとまらず母親から「まだ結婚しないの?」と聞かれて困りつつも、のらりくらりと紙一重でうまくかわしている娘のような存在が見えましたね

「のらりくらり」という副詞が、林檎を剥く人物のはっきりとしない様子や漫然としない一句の雰囲気を作り出しています
人物の存在もあり、季語の林檎から「アダムとイブ」、男女の関係も匂ってきました
「縁談や」といい感じで響いています

特に直さなければならないところはありません
このまま味わいましょう

点数: 2

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