俳句添削道場(投句と批評)

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地主神ややに色づく式部の実

回答者 ハオニー

添削した俳句: しきぶの実色づき初むる地主神

式部の実という季語、初めて知りました

これは手直ししがいのある句ですね
地主神だなんて、やったことない部類の句です

色づき初むる、が読みづらいです
これが「色づきはじめる」という意図なら、地主神にかかってきます
つまり文法的に考えて、地主神様が何かに色づきはじめるという解釈になります
間違いなく、この解釈は説明と食い違っています

この「地主神」は今目の前にいるのか、いないのか、いるとしたらどうして分かったのか?
と、理解してもらうためには長い道のりです
目には映っていないものだと仮定して、式部の実に何かを与えてくださったということにすれば、解決法の一つにはなりそうです

地主神の読み方がたくさんありすぎるので、もうここは字余りでも余らなくても読んでもらえるよう上五に移動していただきましょう

あとは、式部の実は漢字で書いて問題ないでしょう
ひらがなを使うだけの理由もありそうですが、そこは後で詰めてください

あとは「色づいてゆく」と言えば完成ですが、地主神という古き良き言葉があるため、古語らしい表現「ややに(じょじょに、という意味)」を敢えて使いました

地主神とか富士山という、季語が負けそうになる言葉もあります
そんなときは「季語を主役にすること」を意識した対処法を考えましょう

点数: 0

冬の星川中島は町となる

回答者 ハオニー

添削した俳句: 冬の星川中島は町と成り

お初にお目にかかります、ハオニーです
冬の星という凛とした季語は、川中島という地名を格式あるものに感じさせてくれるいい季語だと思います

取り合わせの句は手を入れづらいものですが、やってみましょう

「町となり」がよくないというのは、名詞か動詞かという判断、町隣という誤読を引き起こすからなのだろうと思いました
ならば「町となる」と確実に終止形にしておくと無難です
「町と成り」はあまり見たことがない書き方ですから、ちょっと気になりました

点数: 2

秋の蝶雪のごときにボタンヅル

回答者 ハオニー

添削した俳句: 秋風に雪降るごときボタンヅル

雪降るごとき、で比喩にしたことは正解です
これなら季語としての力は消えます

でも「蝶」が出てこないのは気になります
蝶と説明で2回も言っているのに、俳句にはどこにも書いていません
「秋風に」と言わずに「秋の蝶」と言ってあげた方がよかったのではないかと私は思います

あとは「雪降る」という表現が読み手の解釈を狭めます
ボタンヅルが散る様子を「雪降る」とするより、ボタンヅル自体を「雪」と比喩して、その光景を想像してもらう方が読み手に対して親切です

これで秋の蝶が弱々しい雰囲気で、雪のように真っ白なボタンヅルの近くを飛び回る光景は想像できるようになりました

ただ、句の説明に慌てて「蝶」を入れたのだとしたら、この手直しの句は意図に沿うものではないはずです

点数: 1

小式部のあか緋とせし地主神

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: しきぶの実色づき初むる地主神

紫式部、晩秋の季語ですね。
実紫、紫式部の実、小式部、白式部など。
しきぶの実色づき初むる地主神
しきぶの実は式部の実とした方が、良いと思いました。
実の色づく様子を詠っておりますので、色を入れても良いかと思います。また地主神との関係性も詠いたいですね。
手直しの句は、地主神が、紫式部の実を色づけたのだと詠いたいました。
日本語は美しいもので、同じ音でも微妙な色の違いが表現できます。参考にしてください。

点数: 1

求婚の僕の目の端に扇風機

回答者 雨々

添削した俳句: プロポーズノーしか言えず扇風機

他にもご指摘があったとおり よくあるタイプの句だと思いました。
あまりにも見たままなのですね、だから川柳っぽいのかもしれません。

なので ここでは添削ではなく 同じシチュエーションで俳句っぽく作ってみました。

プロポーズをしている僕の目の端に首を振っている扇風機が映った、
これはフラれるかなー、汗
…これを 敢えて首を振るという動詞を使いませんでした。

俳句って、川柳よりも読み手に想像力を働かせて楽しんで貰うというテクニックもあるとおもうんです。
もちろん 見た通り、写生の句というのが一番というのが定説のがようですが
川柳は 笑いや揶揄、皮肉、自虐などを かなりつまびらかに言うところが面白いのかな、と個人的には考えています。

点数: 4

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