「寒雀一羽の発てば一斉に」の批評
回答者 なお
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
拙句「冬の月」にコメント有難うございました。「月がとっても青いから〜」を思い浮かべてくださったのなら大成功。菅原都々子さんです。よくご存知ですね。
御句拝読しました。光景浮かびます!浮かぶのですが、初読で、中七にちょっと戸惑いました。
「一羽の発てば」は、「一羽が飛び立てば」という意だと思いますが、もう少しわかりやすい言い方はないだろうかと考えました。
その結果、ちょっと句意が違ってしまうのですが、
・個々に来て一斉に発つ寒雀
というのが浮かびました。
しかしイサクさんのコメントを拝読しますと、「寒雀である必要性」が書かれています。
そう考えてみますと、私の提案句は寒雀でなくてもいけるかなと。
そこで、少しでも「寒雀」に相応しい句にしようと考えました。
・餌の在り処聞き一斉に寒雀
上五は「えのありか」とお読みください。あまり上手い句ではないのですが、餌の少ない冬場に、集まって餌を探そうとしている雀が、「ねぇねぇ、あそこでお爺さんがお米を撒いているらしいよ!」とかの情報を得てきて、「なぬ?じゃあ行こう!」と一斉に飛び立っていくさまを詠んだつもりです。
やはり寒雀といえばお爺さんが…。
点数: 1
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この句は昨日散歩をしているときの実景を詠みました。ある家の庭の梅の木に八羽の雀がとまっていたので、驚かさない様に少し離れて見ていたのですが、掲句のように飛んで行ってしまいました。ご意見よろしくお願いします。