俳句添削道場(投句と批評)

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夢路ゆく我が身にはらり花ひとつ

作者 夢広渚  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昨晩とても綺麗な夢を見たので句にしました。
情景が伝わればいいなぁと思います。
初投稿ですがよろしくお願いします。

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灯り火をむらさきにして花ひとひら

回答者 幸福来々

句に残したいと思えるほどの美しい桜の夢だったんでしょうねぇ。。。とは思えたのですが、その美しさを入れる余剰は結構あると思います。

以下、2点はどのくらい必要な情報なのか推敲すべきです。
・「夢路」で見た
・「我が身に」

この句は「夢で私に花が一片はらりと落ちたんですよー」という事実が情報しかないんですよね。
なので、花びらがどのように美しかったのか、もしくは、その花びらを放った桜がどのように美しかったのか、夢で見た場所はどんなところだったのか、を描写すべきだと思います。
というか、どんな感じで美しかったか教えてほしい!

あと、いくつかコメントで「落花」を季語としてもよいのではないか?という提案がありますが、傍題に「花散る」、「屑花」、「花の塵」などがあるように、「落花」は少なくとも全盛期は過ぎている桜という背景があり、「もののあわれ」のような愛で方をしていることになります。
ですのでので、「花びらがはらり」と「落花」を同一の意味で使うのはちょっと違うという点だけ注意かなと思いました。

添削というのは難しかったので、幻想的な桜の写真検索して句を読んでみました。
参考になれば幸いです。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

路を行く身にひとひらの落花かな

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

中途半端に厳しくなります。
◆「夢路ゆく」・・・「夢」と最初から言ってしまうと、俳句としては・・・。ただここでは「夢のような風景の路」という捉え方もできなくはないです。
◆「我が身にはらり花ひとつ」・・・ここの捉え方が難しく。
 ・普通に見れば「我が身にはらり」とあるので「花びら」のことだと思いました。
  ⇒ですが花びらのことを「花ひとつ」などという言い方をするのか?
 ・では「我が身にはらり」とは咲いている花が身体に触れたのか?それとも椿のように花がまるごと落ちてきたのか?
  ⇒それで「我が身にはらり」などという言い方をするか?
 という感じで、ここは確定できませんでした。初見を信じて「花びら」という前提で見ます。
◆「花ひとつ」という言い方が不自然ですね。字余りして「花ひとひら」とするか、「花びら」という言葉を使ってしまうか、です。
◆「我が身にはらり」が説明的すぎる感じがしますね。花びらは「はらり」とするものだと思います。
◆ちなみに御句で出てくる「花」は完全に「桜」の意味になっていますが、それでOKでしょうか?

点数: 1

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落花みちはらりふわりと夢うつつ

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

詠もうとしている対象はすごくいいし幻想的な雰囲気も少しありますね。ちょっとづつもったいない部分がありますね。
■夢路ゆく
単に夢の道というより、夢心地なとかウキウキしたイメージが出ちゃうので、そういうことはきっと言いたいわけじゃないだろうなぁと思ったり。
■我が身
なんか焦点が広くて視点がばらつくので、身ではなく、どこかの部位・場所を特定した方がこの場合いいように思います。また、「我」という必要があったかどうか。
■花ひとつ
イサクさんおっしゃる通り、ハラリのイメージとは違いますね。ハラリなら花びらでしょうね。
■全体
以上少しづつ損をしていることで、幻想的な雰囲気がちょっと削がれているように思います。

夢と現実の中間的な雰囲気を醸し出してみようとひねってみた提案句。

点数: 1

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起き抜けに落花のはらりひらりかな

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

俳句の世界では単に「花」とだけ書いた場合、桜の意味になるそうです。僕もこの春に初めて知りました。
花がハラリと落ちる様子を指す「落花」という季語がありますので、参考までに。

既に色々なパターンの添削が出ているのでそちらを参考に。添削句では僕なりに色々遊んでみました。

点数: 1

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