俳句添削道場(投句と批評)

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「落陽の煤散るごとく渡り鳥」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 落陽の煤散るごとく渡り鳥

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

御句、一物の比喩で来ましたか。光景がばしっとみえましたね(*'▽')
たしかに夕焼け空に煤が散っているような、点々とした黒い影。
これを落陽の煤としましたかー、なるほど。
確かに、渡り鳥と何を合わせるのがいいですかねー、といいつつ兼題の取り合わせを考え中ではありますが(*'▽')むずかしい。

点数: 1

「立つ鴫に両手ひろげる黄帽子の児」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 立つ鴫に両手ひろげる黄帽子の児

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。
拙句「コスモス」温かいコメントとご感想句を有難うございました。こんなふうに受け取っていただけると、ささやかな思い出ではありますが大切にしてきた甲斐があります。

さて御句。若干把握しづらい部分もありますが、なんとか一発で情景を捉えることができました。いい句ですね。

上五の「立つ鴫に」。私は、鴫が今にも飛び立とうとしている瞬間が、まるで水面に立ち上がっているようだと詠んでおられるのかと思いました。躍動感がありますね。
しかし、コメントを読むと、長い旅に出発するという意味での「立つ」でしょうか?それなら「発つ」がいいかもですね。
「鴫」は、コメントを読むまでは「鴨」とお間違えではないかと心配でした。私はシギは知っていますが、字が似ているので。そしたら余計な心配でした。失礼しました。
「両手ひろげる」。これも、私は鳥のマネとわかりましたが、何かを止めよう、防ごうとする仕草とも取れますね。
「黄帽子の児」。低学年の子どもたちを「きぼしのこ」とうまくまとめましたね。

このままで、その場の情景も小西さんのお気持ちも充分に伝わるいい句ですが、提案句をいくつか置かせていただきます。
・飛び立てる鴫に手を振る黄帽子の児
・発つ鴫と共に飛ばむと黄帽子の児

川が近くにあると、さまざまの動植物を見ることが出来ていいですねー。

点数: 1

メリケン粉溶きて水団震災忌

回答者 なお

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

73句目。
前句:メリヤスのチョッキに空を織りこめり

「メリヤス」とか「チョッキ」等の言葉、懐かしい耳触りですね。

拙句、食料難。水団は「すいとん」。私が子供の頃は父がよく作りました。

なお、私、前回「らず」で終えてしまい、ご苦労をかけて申し訳ありませんでしたm(_ _)m。

次は「いき」です。

点数: 0

秋桜やここから始まる君と始める

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 部屋選びコスモスだけで即決す

なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
掲句、添削でも提案でもありません。あまりにも素敵なエピソードなので、「ふーん」などと言ってすませられず、僭越ながら、当時のなおじい青年に成り代わって、一句詠んでしまいました。字余り、三段切れ、代名詞、不備は自覚しております。
新生活のスタートで春のような内容ですが、山口百恵さんの歌で、秋桜といえば結婚というイメージも定着していますよね。
若き日の奥様が、お母様(「菊供ふ」の句の)に、新居を決めた理由を報告したら、あの歌のように、「その人なら、苦労はしても、笑い話に時が変えるよ。心配いらない」とおっしゃったことでしょうね。
ご無礼お許しください。これからも素敵な句をよろしくお願いします、三浦友和さま、あ、違った、なおじい様。

点数: 2

内見の小部屋窓下のコスモスや

回答者 卓鐘

添削した俳句: 部屋選びコスモスだけで即決す

「部屋選びでコスモスだけで即決したに違いない」と読者に思わせたいところですね。

点数: 0

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